人生の岐路に差し掛かった時、一番大事なのは理知。冷たい理性と知性です。美輪明宏の言葉

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(1)

今この世に

欠けているもの、それは愛です。

恋人や友人への思いやり、肉親への慈しみ。

そうした愛の欠如が

さまざまな現代人の悩みや

事件発生の根底にあるのです。

人が人を愛する意味を

もう一度一緒に考えましょう。

(2)

私に愛を教えてくれたのは、

私を愛してくれた人たちでした。

私はもらいっぱなし、

甘えっぱなしなのに

いつも変わらない態度で

見守ってくれた人たち。

彼らがいたから私は信じられます。

絶対的な愛、絶えることのない愛、

そんな無償の愛がこの世に存在するのだと。

(3)

相手が嘘をつこうが、

靴下が臭かろうが、すべてを許し、

すべてを受け入れようと

思えるのが愛です。

(4)

愛のルールの基本は

いかに相手に心配をかけないか。

(5)

愛し合っている相手

だからといって

土足で踏み込んではいけません。

けじめある関係の中でこそ

愛は育つのです。

(6)

「心の井戸」を枯らしてはならない。

そんな誇りと意地があれば、

ひび割れた底も水で満たされ、

うるおい、どんどん人に

パワーを与えようという気持ちになります。

それは愛も同じです。

与えようと思えば、

あふれ出てくるものなのです。

(7)

もらおう、もらいたい

とばかり思っている人は

永遠に愛とパワーの物乞いをして

一生を終えるのです。

(8)

若い人は

自分の価値を測る基準は

若さや美しさだと思っています。

でもそんなもの、ただの天然現象。

自分で努力した結果、

手に入れたものでも

実力でも才能でもありません。

30歳を過ぎて、

若さも美しさもなくなった時、

ガラクタにならないように自分を磨くこと。

それが永遠の愛を手に入れ、

運命の人と呼べる人に出会う方法です。

(9)

人生の岐路に差し掛かった時、

人間にとって一番大事なのは理知。

冷たい理性と知性です。

一番邪魔になるものが

感情、情念、センチメンタル。

それらを徹底的に切り捨て、

何が今の自分に必要か、

クールに考え抜くのです。

お酒なんて飲んでも無駄、

おしっこになって出ていくだけよ。

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(10)

悩むことと

考えることとは違います。

(11)

幸せとは充足感。

これ以上何も望むものはないと

しみじみ思う気持ち。

(11)

永遠に幸せでいる方法は

たったひとつ。

感謝の心を忘れないことです。

(12)

生きていれば

悩み落ち込む時は必ず訪れます。

だけどそれは

あなたが弱いからではありません。

問題に対処するノウハウを知らない、

ただ世間知らずなだけ。

(13)

人生経験が乏しくて、

比べるものを

何も持っていないから悩むのです。

地球上のさまざまな知識を得る

努力をすること。

360度の中のたった一度の幅の中で

考えていても答えなんて出ないのですから。

(14)

この世は芸能界も、会社も、

サークルも、幼稚園のPTAも成分はみな同じ。

悪意、ねたみ、そねみ、ひがみでできています。

それを知っているだけで

人間関係はとてもラクになります。

他人が発する嫌味な態度や言葉、

そんなものはサラリと流して何気なく

スイスイと泳いでいけるようになります。

(15)

大切なことは一つだけ。

明日の朝、

もし目が覚めなくても

後悔しないと思える

毎日が送れればいいのです。

明日があるなんて思ってはいけません。

今日という日がおろそかになってしまいます。

美輪明宏(みわ あきひろ、1935年〈昭和10年〉5月15日 – )、日本の男性歌手。また俳優・演出家・タレント・声優・コメンテーター・ナレーター。1952年、シャンソン喫茶「銀巴里」と歌手として専属契約を交わし、国籍・年齢・性別不詳として売り出す。次第に人気を博し、1957年、シャンソン「メケ・メケ」を日本語でカバーし、艶麗な容貌で、シャンソンを歌い上げ、一躍人気を博す。元禄時代の小姓衣装を洋装に取り入れ、レース地のワイシャツ等を身に纏いユニセックスファッションと、三島由紀夫が「天上界の美」と絶賛した美貌で、マス・メディアから「神武以来の美少年」、「シスターボーイ」と評され一世を風靡する。


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