人間・失格より

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1994年7月8日から9月23日まで毎週金曜日22:00 – 22:54に、TBS系の「金曜ドラマ」枠で放送されたいじめを取り扱ったテレビドラマ。

(1)

何かが 僕を殺そうとしている
それは きっと人間じゃない
けど 心配いらないよ
僕は いざとなれば 助けてもらえるんだ
僕を愛し 信じて 包んでくれる
あのやさしくて大きな 大きな波に

(2)

僕の前の学校は、ここみたいな進学校じゃなくて
普通の小さな共学だったんです。
もちろん、友達同士で
些細なことで喧嘩するようなことはあったけど
なんていうか、2,3日もすれば忘れてしまうような事で
こんなじめっとしたようなもんじゃなかった。

(3)

黙っているのが 一番いいことだ
僕は 本能的に そう感じていた
彼らのゲームを 盛り上げてはいけない
そう 僕がまだ耐えられる間は

(4)

僕は、まだこの圧力に気付いてもいなかったんだ
唯一、そう・・・僕の唯一のこの安らぎの場さえもが
しだいに暗く 閉ざされていく
見えない何かの 圧力によって

(5)

悲しみや 怒りや ましてや喜びの顔を忘れよう
僕は岩になるんだ もう何も感じない
僕は顔のない岩になるんだ

(6)

僕には誇りがあるんだ
そう 父さんの息子だという誇りがね
泣いている人がいたら 助けてあげる
どんな人にも 平等に優しくしてあげるんだ
父さん お父さん
僕は大人になったら あなたのようになりたいんだ

(7)

たとえば僕が死んだら どうかこのことを 忘れないでほしい
人を痛みつけ 傷つけても
決して きみ自身は 救われはしないんだということを

(8)

君が涙する時は 陽が暮れるまで 僕もそばで一緒に泣くだろう
君がそうしてくれるように

(9)

みんなは
みんなは、生まれたことだけで
もう、とても素晴らしいことなの
生きてることだけで、素晴らしいことなの
自分自身の存在に、早く自分自身で気付いて
素晴らしい自分の命と同じように、
友達の命も素晴らしいことに気付いて

(10)

大場誠君を殺したのは ここにいる皆です
私も含めて、直接いじめに関わった人、からかうようにたきつけた人
見て見ぬふりをした人、知らなかった人
ここにいる全ての人が
大場君を殺したんです

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