笑われて笑われてつよくなる。太宰治の言葉

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(1)

人間は不幸のどん底につき落とされ、ころげ廻りながらも、いつかしら一縷の希望の糸を手さぐりで捜し当てているものだ

(2)

鉄は赤く熱しているうちに打つべきである。花は満開のうちに眺むべきである。私は晩年の芸術というものを否定している

(3)

人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない

(4)

親が無くても子は育つ、という。私の場合、親が有るから子は育たぬのだ

(5)

子供より親が大事、と思いたい。子供のために、等と、古風な道学者みたいな事を殊勝さらく考えても、何、子供よりも、その親の方が弱いのだ

(6)

僕は今まで、説教されて改心したことが、まだ一度もない。説教している人を偉いなあと思ったことも、まだ一度もない

(7)

大人とは、裏切られた青年の姿である

(8)

ぽかんと花を眺めながら、人間も、本当によいところがある、と思った。花の美しさを見つけたのは人間だし、花を愛するのも人間だもの

(9)

僕は自分がなぜ生きていなければならないのか、それが全然わからないのです

(10)

男って、正直ね。何もかも、まる見えなのに、それでも、何かと女をだました気で居るらしいのね。犬は、爪を隠せないのね。男って、正直ね。何もかも、まる見えなのに、それでも、何かと女をだました気で居るらしいのね。犬は、爪を隠せないのね

(11)

人から尊敬されようと思わぬ人たちと遊びたい。けれども、そんないい人たちは、僕と遊んでくれやしない

(12)

てれくさくて言えないというのは、つまりは自分を大事にしているからだ

(13)

愛することは命がけだよ。甘いとは思わない

(14)

怒る時に怒らなければ、人間の甲斐がありません

(15)

学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。けれども、全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っているものだ。これだ。これが貴いのだ。勉強しなければいかん

(16)

君のような秀才にはわかるまいが、

「自分の生きていることが、人に迷惑をかける。僕は余計者だ」

という意識ほどつらい思いは世の中に無い

(17)

恋愛は、チャンスではないと思う。私はそれを意志だと思う

(18)

疑いながら、ためしに右へ曲るのも、信じて断乎として右へ曲るのも、その運命は同じ事です。どっちにしたって引き返すことは出来ないんだ

(19)

私は、ひとの恋愛談を聞く事は、あまり好きでない。恋愛談には、かならず、どこかに言い繕いがあるからである

(20)

人間は、しばしば希望にあざむかれるが、しかし、また、「絶望」という観念にも同様にあざむかれる事がある

(21)

今日一日を、よろこび、努め、人には優しくして暮らしたい

(22)

誰がこの私のひたむきの愛の行為を、正当に理解してくれることか。いや、誰に理解されなくてもいいのだ。私の愛は純粋の愛だ。人に理解してもらう為の愛ではない

(23)

年月は、人間の救いである。忘却は、人間の救いである

(24)

夫と妻は、その生涯において、幾度も結婚をし直さなければならぬ。お互いが、相手の真価を発見して行くためにも、次々の危機に打ち勝って、別離せずに結婚をし直し、進まなければならぬ

(25)

幸福の便りというものは、

待っている時には

決して来ないものだ。

(26)

あの谷の向こう側にたしかに美しい花が咲いていると信じた人だけが、何の躊躇もなく籐蔓にすがって向こう側に渡って行きます

(27)

いいえ、私は天の父にわかって頂かなくても、また世間の者に知られなくても、ただ、あなたお一人さえ、おわかりになっていて下さったら、それでもう、よいのです。私はあなたを愛しています

(28)

過ぎ去ったことは、忘れろ。さういっても、無理かもしれぬが、しかし人間は、何か一つ触れてはならぬ深い傷を背負って、それでも、堪えてそしらぬふりをして生きているのではないのか

(29)

弱虫は、幸福をさえおそれるものです。綿で怪我するんです。幸福に傷つけられる事もあるんです

(30)

さらば読者よ、命あらばまた他日。元気で行こう。絶望するな。では、失敬

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