僕は一生どうでしょうします。大泉洋の言葉

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確かによく言っていただくんですよ、“大泉さんは愛されてますね”って。本当にそうなのかしら?(笑)。やれモジャモジャだ何だと、いろいろ酷いことも言われるけど(笑)

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前に出席したポルトガル映画祭でも、ウケる必要はないのに“こんにちは、クリスティアーノ・ロナウドです”って言っちゃうワケ。それを言うためだけに、私すごい緊張してるのよ(笑)。だって下手したらスベるし、怒られちゃうでしょ。そんなリスクを背負ってでも、人に笑ってほしいと思ってしまうんです

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僕にとっては“マグロが泳いでないと死んでしまう”みたいなもので、笑いがないとつらくて仕方がなくて。さすがに家では違いますけどね(笑)。舞台挨拶とかお客さんがいるものに関しては、わざわざ来てくれるものだし“笑ってもらわなきゃ”って強迫観念もある。それはもう性でしかないんです

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『水曜どうでしょう』はあくまでマイナーといえばマイナーで、観たい人が観る番組なんです。でも、そこに嘘がないから笑える。視聴率を取るために策を講じるということがあまりなくて、面白いと思うことをストレートにやっていたから、結果的に視聴率がとれていたのです。

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ローカル番組では「何が起きるかわからなくても、とりあえずやってみよう」という、東京のモノづくりではあり得ないつくり方ができるんです。東京では予算も大きいですし、確実に視聴率を取らなきゃいけないというつらさがあって、それだけに台本がしっかりあるんです。「こうなってこうなるから、面白い」というところが最後まで見えていないと企画が成立しない。北海道だとそこまで予算がないし、スタッフも少ないから、僕ら出演者にかかっている部分が大きい。そのぶん、やりがいがあるんです。

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最近のバラエティを観ていると、どれも似た番組になってしまっていると感じることが時々あります。テレビを観る層が限られていて、その層に向けた番組だけにとらわれてしまっているような気がするんです。

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誰しも自分が生まれた場所への誇りは持っていると思いますが、僕はそれが人一倍強くて押しつけがましいほどなんです。ただ、北海道の仕事を続けているのは、地元愛というより、単純に面白いからですね。

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以前は、東京でいろんな仕事をして、そのやり方を北海道でも活かしたいと思ったりしていたんですが、最近ではローカルのつくり方も、それはそれで面白いと思うようになりました。

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僕はトレンディドラマを観てきた世代ですし、ドラマをつくることへの夢や憧れをずっと持っています。仕事から家に帰ってきて何気なくテレビをつけたときに楽しめるような、上質なエンタテインメントとなり得るドラマに関わっていけたら嬉しいですね。

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何年か前に北海道でドラマを撮ったこともあるのですが、それをもし東京でやっていたら、いろんな制約があったと思うんです。ローカルだったら制約は少なく「必要ないものはいらない」で済みます。もちろん予算は桁が1個違うくらい少ないんだけど、でもその分時間をかけて、何度となくロケハンをして丁寧につくっていける。お金はなくても贅沢につくれるんです。東京ではなかなかそんなふうにつくれないですよ。出演者のスケジュール調整だけでも一苦労で、監督がロケハンに充分な時間をかけられず進んでいくこともあります。もっと、時間に追われることなくより良いものをつくれるようになればいいのに、と思います。

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