プロとは。作曲家 久石譲の言葉

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(1)

国際級のすごいソリストを入れても、中に一人ヘタな人間がいると、アンサンブルとしての実力はそのレベルに下がってしまう。
オーケストラも一緒。
会社も一緒だと思う。

(2)

1回でもつまらない仕事をしちゃえば、そこで終わりですね。

(3)

幅を広げたかったら、知性を磨くことと本当の修羅場をくぐり抜けること。

(4)

ものをつくることを職業としていくには、一つや二ついいものができるだけではダメだ。
生涯に一作であれば、誰でもいい曲がつくれる。
小説だって書けるし、映画だって撮れる。
必要最低限のスキルを身につけて本気で取り組めば、どんな人でも立派な作品を生み出すことができる。
だが、仕事は『点』でなく『線』だ。
集中して物事を考え、創作する作業を、次へまた次へとコンスタントに続けられるかどうか。
それができるから、作曲家です、小説家です、映画監督ですと名乗って生きていける。

(5)

人間だから当然、波がある。
体調や気分、周辺環境などが相まって、その日の調子となって表れる。
そのコンディションに身を任せてしまうと、いいことがあると気分が高まっていいものが書けそうな気がし、逆に気分が乗らなければ書けない、ということになる。
何かを表現していく人間にとって、自分の拠り所を気分に置いてしまうのは、危ういことだ。

(6)

たとえ一流よりもいい音が出せたとしてもまだニ流なのです。
大事なのは、その音を出し続けることができるかということ。
一流を継続し続けるのが一流なのです。
オンリーワンといわれているけれど、やるからにはナンバーワンを目指したい。

(7)

好きだから、大切だからこそ、人は高いところを目ざすんです。

(8)

音楽っていうのは、96%まで技術です。

(9)

方向性に迷ったときは、僕は初めのイメージに立ち返る。
考えすぎて見失ってしまうものもある。
この仕事で何を求められているのか、それを自分は最初にどう受けとめたのか、というところに戻るのが一番いい。

(10)

ゲーテの言葉にもある「感覚は欺かない。判断が欺くのだ」

(11)

第一印象というのはつくりてとして「いいものをつくってやろう」という思いから生じる余計な観念にまだ支配されてないから、感じたままが最も素直に表れている。

(12)

自分が考えているものの範疇で勝負していたら、月並みなものしか生まれてこないだろう。

(13)

結局はひたすら考えるしかないという心境になっている。
考えて、考えて、自分を極限まで追いつめて行くしかないのではないか、といった感じだ。

(14)

自分の曲の、最初の聴衆は自分だ。
だから、自分が興奮できないようなものではダメだ。
自分がいいと思って喜べるようでないと、聞く人の心を動かすことは到底できない。
最初にして最高の聴き手は自分自身なのである。

(15)

最後は直感なのだ。
こっちの方向に行ったら見事に到達点に行けるというわかりやすい方法論があれば、みんな、そうやっている。
それがわからないから、人は悪戦苦闘を繰り返す。
感性を磨くとは、こうした直感を鍛えることだと思う。

(16)

気分は感性の主軸ではない。
そこを誤解してはいけない。

(17)

期限までに毎日どのくらいのペースでやっていかなければならないか考える。
今日は気分が乗らないから書けない、などと悠長なことを言って自分を甘やかすことはできない。

(18)

調子が良くなかろうが、ノルマを達成するように進めていかなければこなしきれない。
多少体調が悪くても、気分が優れなくてもベースは崩さないように努める。

(19)

何事もそうだが、中途半端な決断で道を選ぶと、途中で大変な試練があったときに、気持ちが挫けやすい。

(20)

この道を選ぶんじゃなかった、と後悔したりする。
腑に落ちた道を進んでいかないと、苦労や失敗を背負い込む覚悟もできないものである。

(21)

想像力の源である感性、その土台になっているのは自分の知識や経験の蓄積だ。
そのストックを、絶対量を増やしていくことが、自分のキャパシティ(受容力)を広げることにつながる。

(22)

フィジカルな経験があると、イメージにも深みが増す。
できるだけ多くの事物に触れて、自分のキャパシティを広げる。
それが感性を磨くための第一の真理だ。

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