ピリピリしている人を笑わせることだけ考えてますから(笑)。ムロツヨシの言葉

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(1)

24歳までは根拠のない自信で
何とかなったのですが、

25歳でその自信も使い切り、
気づけば目の前には
バイトしかなかった。

でも、どうしても
あきらめきれなかった。

それどころか、
芝居を続けていれば必ず楽しい日々が
訪れるという予感は消えない。

その予感のお陰でもう少し
頑張ろうと思えました。

(2)

なぜダメなのか。
その原因は探さず、
どうしたらうまくいくかだけを考え、

常に前を向いてつらさを
乗り越えてきました。

(3)

「自分がやりたいことは何か」
について考え始めて、1ヶ月後、
ある舞台を観に行ったんです。

そうしたら
その舞台で主演をされていた
段田安則さんの芝居が素晴らしくて、
幕が降りたときにはもう
「あっち側に、舞台に立つ側に行く」
って決めていたんですよね。

今考えてみても、何でそんなふうに
決断できたのか分からないんですけど
「これしかない」と思いました。

それで、それならもう
自分は大学にいる意味はない、
ということで辞めたのが19歳です。

自分でも謎ですけど、
今はその決断をしてくれた
19歳の自分に感謝していますね。

大学を辞めたことで、
後には引けないところまで
自分を追い込んでくれたと思うので。

(4)

29歳のときに、先輩である
ユースケ・サンタマリアさんから
「君はもうアルバイトをやめなさい」
って言われまして。

そのときもアルバイトばかり
していたんですけど
「もう本業一本で
やっていくようにしなさい。

今はまだギャラが
少ないかもしれないけど、
一本立ちしたほうがいい」って。

それでそれを機にまず
アルバイトをやめました。

(5)

数学的帰納法が
僕の考え方の基本です。

これは最初に命題を立て、
それが全ての条件において
正しいことを証明する手法。

これにのっとることで、
シンプルに自分のやるべきことが
見えてくるんです。

(6)

人が笑っている時は100%喧嘩は起きない、相手を憎まない。それは幼少期に家族の問で確認したことで。僕にとって、喜劇は悲劇から逃れるものでもあるけれど、希望であり、夢なんです。

(7)

友達がいなければ、その存在に助けられてこなければ、僕は家族のことを笑い話にできなかった。裏切られても笑える人が、僕にとっての友人なんですよ。

(8)

お金を貸して、その人が逃げたとして、それを笑えなかったら、憎んだりしたら、悪いのは僕なんです。貸したのは自分なんだから。絶対に人を恨みたくないんですよね。

(9)

僕は自分に蓋をしているので、ほんとの自分がわからないんです。喜劇役者という表現者の欲として自分をつくり出す。それで自分を保っているのかなぁと思いますね。

(10)

僕は十六方、さらには三十二方を目指しています。八方だとまだ“面”ですが、三十二方だと“立体的”になるので、そこまでの美人を目指したいと思います。

(11)

20代後半の時から、「ただ立つ」「ただいる」というようなお芝居を目指してきたので、そこはやってきたつもりです。でも、これからどういう意識の違いを自分で持っていくのかは、考えているところです。考えて、今のままでいいと決断すれば、またやっていけばいいですし。

ただやっぱり、飽きられたくはないですよね。「飽きられてもいい」という自分がいるならいいんですが、「飽きられたくないな」と思う自分がいるなら、考えなきゃいけない時期なのかなと思っています。

(12)

いま、役者としてごはんを食べられるようになってから3年くらい経っているんです。ずっと、役者でごはんを食べることが第1目標だったのが、達成して3年目になり、次の目標を欲しがっている自分がいます。役者をこの先も長く続けるためには、新しい目標が必要なんだなと思っています。

(13)

舞台挨拶の空気が苦手なんですよ。カメラマンの方とか、無表情でお仕事されているでしょう。ピリピリしている人を笑わせることだけ考えてますから(笑)。はいあの人ピリ、1ピリ2ピリ! みたいな感じで確認して。

(14)

自分に才能がないことを認めて、人に頭を下げて舞台に立たせてもらったら、お客さんが興味を持って見てくれるようになって。そしてある舞台で、1~2個だけ、『俺が笑わせたぞ!』というところがあったんです。『ああ、これが根拠のある自信か』と思って次の日の舞台に立ったら、今度はそこがウケない。人前に立つことの怖さとやりがいを感じました。同時に、笑いって大きいなと思いましたね。人を笑わせられたら僕はとても楽しいと思うし、もしそれができるなら、僕は人前に立ってもいいのかなと思うようになりました

(15)

主役を邪魔せず、作品の縁の下の力持ちになる。そんなバイプレイヤーって、カッコいいなと思うんです。でも、本心はですよ。本心の本心では、邪魔してもいいと思ってるんです!(笑)。この台本で、この役をやる。その時に、脇役だろうが何番手だろうが関係ない。『この役でこれがやりたい!』というものをやるべきだと思うし、『僕は脇だから……』とか考える方が、偉そうだと思う時がある。

だから僕は、自分のことをサブだと思ってません。レギュラーとか、スタメンだと思ってる(笑)。

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