全員を改心させようなんて思ってもいないので僕は。ゴルゴ松本の言葉

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(1)

少年院に入ると『自分はだめな人間だ』と思うかもしれない。でもチャンスや運はいくらでも転がっているし、人生を切り開くのは自分。そのことを伝えていきたい。

(2)

感じたら、謝るんです。感謝なんですけど謝るんです。

なぜ謝るかって言ったら、人間が生きるためにはいろんな命をいただいてるんです。

植物、野菜もそうです。魚もそうです。お肉もそうです。すべて、命があるものを人間が食して食べることで命をつなげてきたんです。

それに対するありがとうございますっていうお礼が含まれてるんです。

(3)

人生はやっぱりきついですよ。毎日がハッピーっていうことが起きません。ニュース見てもいろんなことが起きます。辛いニュースいっぱいあります。やっぱり辛いです。その辛いときどうしたらいいのか。
どうしても辛いとき。どうしても辛いときは、抱きかかえてやるんですよ。

辛いを抱きかかえてる、これを辛抱って言います。

辛いときは、辛いを抱きかかえる。

包むという字はお母さんのおなかの中にいる状態です。

包まれてるんです。お母さんに、愛で包まれてるんです。

それを、生まれてきたことによって、お母さんの手で支えられることで、抱きかかえる、抱くっていう字なんですね。

だから、そういうふうに包んであげる、辛いを包んであげるのがいいんです。

で、そうすることによって、耐えることによって、心の棒、これも「しんぼう」と読みます。

耐えることによって心の棒が太く強くなっていくんです。

その棒をここに足してやればいい。幸せになれるっていう。

こじつけですよ。

だから漢字でも、辛抱で「しんぼう」と読めるし、心棒も「しんぼう」て読むっていう、そういう何か不思議なものが日本語にはあるんじゃないかな、って自分なりにこじつけております。

(4)

辛いことがあった時は、人はグチをこぼす。マイナスな言葉、弱音を吐く。「吐」という字は、口へんにプラスマイナス。

嫌なことは吐き出していい。

でも、そこから成功する人、夢を実現する人は少しずつ変化していく。

弱音は吐かない。ポジティブなことだけを言うようにする。

マイナスな事を取っていくと夢は「叶」う。

(5)

これは危険だと思ったら回避する。

危険だと思ったら、逃げていい。

「逃」は、しんにょうに兆し。

そして、また時間をおいて、しんにょうを手へんに変えて「挑」、手を伸ばして挑戦するんだ。

(6)

「幸」と「辛」

幸せでも、何かが欠けたら辛くなる。

辛くても、何かが加われれば幸いになる。

「苦」「困」「災」に難を加えると「苦難」、「困難」、「災難」。

こういうことが起こると不幸だと考えてしまう。

「難」が無い人生を「無難」という。

無難な人生なんてありえない。

だから、「難」がある人生。

「有」「難」と書いて「有難」し。

(7)

「命」は、人を一叩き(ひとたたき)と書く。

殴ったり蹴ったり、人を痛めつけることで命を感じる。これは大間違い。

寝てる時、無意識の時、今も叩き続けている心臓。

心臓の一叩きの連続が命。

その命を命懸けで産んだのはお母さん。女性です。

命の始まりは女なんです。

「女」が土「台」となって「始」まりとなる。

俺ら男は、女の人を粗末にしちゃ絶対ダメなんだ。

君らを産んだお母さんは命懸けで君らを産んだんだ。それは間違いない。

命懸けで産んだものが命なんだ。人間はそれを何度も繰り返してきた。

ここからは、皆が命を繋げていく。

命を広げていって下さい。

(8)

「大切な言葉には魂が宿る」ってしゃべっているので大切なのは言葉の使い方なんだよというところから。全員を改心させようなんて思ってもいないので僕は。

そうするとまた目線が変わってしまうので。あくまでも僕は彼ら彼女らの人生の1ページ、通過点にたまたま出てきたオヤジでしかないので。そのオヤジがしゃべったことで何かヒントを得てくれたらいいかなという感覚でしゃべっています。あくまでも基本的には会話をしに行っています、子供たちと。

(9)

ボランティアを始めたのは、知人の知人で少年院で話をしているという人とたまたま知り合ったのがきっかけです。「松本さんもやってみませんか」と声をかけられて。その人と何度も話をするうちに「じゃあ、1回だけやってみようか」と。でも実際に少年院に行って話してみたら、これは一回で終わらせてはいけないなと、天命のようなものを感じたんです。

僕は何かを感じたら素直に従うようにしているんです。直感は大事ですよ。直感は“突然の閃き”です。でもこれは自分で気づこうと思って気づけるものじゃない。誰かに“気づかされる”ものなんです。

(10)

調子がいい時は、調子に乗っていっていいと思うんですけど、大体その人のその時のレベルで調子が崩れるんです。調子いいところまでは行けるんです。

でもその先は、全てが絡み合っていないときは崩れるんですね。だから常に力を付けながら、今やっていることが5年後10年後の自分を作るわけで、5年後10年後はその時にやっていることのさらに先の5年後10年後を作るので、常に今から継続、何かを続けていく、これが未来を作るので、諦めずに楽しくやればできると、やらなきゃできない何事もっていう言葉があるように、常に自分を信じて、その信じたことが世の中のためになるように、心掛けて、楽しく笑顔で過してくれたら幸いでございます。

(11)

心にビビっときたら、その思いを大事にしたほうがいい。それは未来の自分がすべきことを教えてくれているんですよ。

人にはやらなきゃならない役割のようなものがあります。人は与えられた何かのために、“命”を“使”い果たす。それが使命です。そのために人は生きているんです。そうやって一生懸命生きたらいつか寿命がくる。命ってそうなっているんです。

(12)

生活のために仕事をしていたらつまらないですよ。働くっていうのは、自分が楽になるためにやるんじゃない。はた(傍)が楽になるから「働く(はたらく)」なんです。周りの人を喜ばせることが仕事なんですよ。仕事を楽しくしたいなら、周りの人を喜ばせなきゃ。まずは、そこからです。

僕がこれまで仕事をする上で、一つだけ守ってきたことがあります。それは「全力でやること」。小さな力でもいい。今持ってる力、全部で向かうことが大事。全力で当たるから壁にぶつかることができるんです。全力じゃないからいつまでも壁がこないし、同じところで何度もつまずく。仕事がつまらないなんてことになる。全力で当たって、壁にぶつかって、それをまた全力で乗り越えるから人は成長するし、嬉しくなる。もっといいものを出してやろうと思う。その繰り返しなんですよ。

(13)

壁にぶち当たって、全力で取り組んでも乗り越えられないこともあります。それでもいいんです。それは「方向転換」しろというサインなんですよ。ちゃんとした道に向かわせる力が働いているってことなんです。そしたら別の道を探せばいい。僕も小さいころから甲子園に憧れてずっと野球をやっていて、結局甲子園に出られたんだけど、野球の道はそこまでだった。ほかにすごい人たちがたくさんいましたから。それも全力でやってたから、そう思えたんですよ。

高校の野球部を引退したとき、つき物が落ちたように興味がなくなって。自分には別の道があるんじゃないかと思ったんです。そしたら「小さいころから人を笑わすのが好きだった」ことを思い出して。それで上京しようと決めたんです。やっぱり全力で壁にぶつかってなきゃ、本当に進むべき道なんてわからないんですよ。

(14)

全力で仕事をするときに、必ずしなきゃならないことがあります。それは「覚悟」を持つことです。すべての力を出し切るには覚悟が必要なんです。覚悟とは責任です。自分でやったことにはすべて責任を持つということ。大変だけど、自分を信じろ。そしたら自信が湧いてくる。自信と言うのは自分を信じることから生まれるんです。信じるとは「人」へんに「言う」と書くでしょう。人というのは、他人のことじゃない。「自分」のことです。自分の言うことを信じるから、自信というんです。やればできる。自分を信じて覚悟を決めれば、何でもできるんですよ。

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