まずい食材はない。まずい料理があるだけだ。三谷幸喜の言葉

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三谷幸喜のアイデアだからと言って、OKが出る世界ではありません。今もボツになることはしょっちゅうですよ。

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もちろん、全部が全部曲げるわけじゃないけれど、基本的には相手の意見を受け止めて、その中で自分ができるベストのことをしようと。それが、僕のスタンス。

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お客さんが入らなかったらという不安は常にあります。でも、自分の笑いを信じてやっていくしかない。

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自分が落ち込んだとき、何を観て気を紛らわすかといったら、やはりコメディなんです。「グレートレース」やビリー・ワイルダーの映画を観て元気になる。くだらないと思いつつ「Mr.ビーン」を観たりね。そういう意味で、喜劇には意義があると思います。

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小劇場の出身なので、どっちかというと自分がやりたい、見たいものを優先しがちで。自分の好きな世界を共有してくれるお客さんに作品を提供する。そういうやり方をしてきた人間ですから。1億人が面白いと思う笑えるものを作ろうとは思わないし、そんなのは作れない。

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先々のことは誰も見通せません。僕が信じているのは、分かれ道に立ったらイバラの道を選んだほうが上手くいくという感覚。平坦な道と歩きにくい道なら、なるべく歩きにくい道を行く。

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本当に自分のやりたいことは曲げないように。曲げられるところは曲げて。社会人としての人間関係も大事ですから。そういうところを探り探りやりながら作っていくのは、どんな現場、どんな仕事でも同じだと思います。

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たまたま今は僕が面白いと思っているものと、皆さんがそう感じてくださるものが一致しているからいいだけで。本来、笑いなんてものは通じにくいというか、共有できる部分の少ないものだと思っているんです。だから、結局は自分が面白いと思うものを作るしかない。

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自分自身の将来のことは脚本を書くようにはいかない。例えば、今の僕が10年後に何をしているかなんてことは、まったく想像がつきません。逆に10年前に今の自分を想像していたかというと、そんなこともないし。理想は先のことを考えつつ、決断を下せればいいんでしょうけど、将来のことはわかりませんよね。ただ、1つだけ言えるのは、映画にしろ、舞台にしろ、テレビにしろ、僕は喜劇を作りたい。その一点は東京サンシャインボーイズを旗揚げした時からブレていません。次はどうなるかわからないけど、笑いは忘れたくない。

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東京サンシャインボーイズという劇団をやっていた頃のこと。最初は大学の友達が集まった和気あいあいの集団だったんです。今では信じられないけど、僕も俳優さんたちと仲良く、一緒にディズニーランドへ行ったり、旅行に行ったりしていたんですよ。とにかく楽しかった。でもこのままやっていてもお客さんは全然入らないし、世間的にも認められない。これじゃ劇団として成立していないと気づいた時、シビアな目でこれから役者としてやっていける人と、そうではない人を分けなければいけなかった。旗揚げからその時まで、友達というだけで一緒にやってきた人には辞めてもらおう。劇団のためにも僕のためにも、彼らのためにもいいことだと思ったので、決断した。これからは本当の劇作家として、役者として、劇団としてやっていくためには、必要なことだ、と。その後は一切、俳優さんたちとの関係を断つと決めた時期もありました。すると、その頃から作品的にもいいものができ、お客さんも入るようになっていったんですよね。

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僕らは先の歴史を知っているから、さらっと天下人だからと考えがち。でも、その時点では秀吉も次にどうなるのかわからないような状況にいるわけです。どれだけみんなが必死だったのか。秀吉だって、不安で不安でしょうがなかったと思う。そこで、一か八かをやってのけ、成功するという。それは彼の持っている度量というか、度胸というか。秀吉はさんざん根回しもしますけど、最後の最後は賭けに出た。そういう選択ができるかできないかが、人生を決める1つの大きなきっかけになっていくんだろうなと感じました。

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しょっちゅう壁にぶつかることはありますよ。
徹夜して一行も書けないこともざらですからね。

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自分の経験から言うと、壁っていうのはゴールのそばにあることが多いんです。
だから僕は創作で壁にぶつかったら、やっと壁まで来た!と前向きに考えるようにはしてるんですけど。

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まずい食材はない。まずい料理があるだけだ。

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お金のこと、時間のこと、いろんなしがらみのある中で一番いいものを作るというほうが、考えやすい。決まり事があると、その中で構想、構成が立てられますから。

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