お酒はいつも私の良き共犯者でした。小説家 フランソワーズ・サガンの言葉

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(1)

お酒はいつも私の良き共犯者でした。

(2)

昔は、人と知り合うためにお酒を飲んでいたものよ。

今は、そういう人たちを忘れるために飲んでいるの。

(3)

礼儀正しい態度というのは、非常に民主主義的な配慮からなされているものなのです。
なぜかというと、そこには平等という観念が含まれているからです。
結局、礼儀正しさとは他人を思い浮かべることです……互いに尊敬しあおう、という漠とした配慮を抱いて。

(4)

試練が人を養うという考えは、まったくの嘘。

幸せな時のほうが学ぶことがずっと多いのです。

幸せな時はもっとオープンな気持ちになり、そして何よりも、高潔な心を持つようになります。

高潔な心を持つこと、まさにこれが人間社会の、あるいは人類全体の目標とするところではないでしょうか。

(5)

お金が重要でないなんて慎みのないことは言いません。

自由でいるために、そして一人でいられるためにお金は必要で便利なものです。

お金に困れば雑居生活が強いられ、それは恐ろしいことになります。

しばしば一人になれることが、幸せのカギになるのです。

(6)

非常ななまけ者になるのはとてもむずかしいです、何もしないでいられるためには想像力が必要ですし、また何もしなかったことに罪悪感を感じないほど自分に自信がなくてはなりませんし、それに人生がひどく好きでないと駄目だからです。

(7)

愛することはただ《大好き》ということだけではありません、特に理解することです。

理解するというのは見逃すこと……余計な口出しをしないことです。

(8)

自立は最も重要です。

軽蔑する人に会わずに済みますし、

最低だと思っている人に挨拶しなくても済みますし、

他の点では頭の良い人でも生活のためにやむを得ずいろいろしている人がいますが、

そういうことをしなくても済むようになります。

こういう束縛は人を自殺に追い込むことさえあります。

(9)

(他人のどういうところが好きか?との問いに)魅力と知性の混ざり合ったもの、善良さ。

個人的に私がいちばん重要だと思うのは優しさです。

本当の知性を試す基準になるのです。

(10)

自由になれるのはお金しだいです。

(11)

記憶は空想と同じくらい嘘つきよ。まじめなたたずまいがあるから、空想よりずっと危険だわ。

(12)

人を思いやる気持ちのない知性は、すごく危険な武器なのよ。

(13)

生きることを学び直すのに年齢なんて関係ないわ。一生できることよ。

(14)

ほかの人が脱ぎ捨てたドレスを、喜んで着る女性なんていません。

でも対男性となると、それほど選り好みをしないものです。

(15)

自信をなくすことのない人間っているかしら。

わたしは自信を持つときがありません。

だからこそ物を書いているのです。

自信のないことがわたしの健康であるわけです。

(16)

女の子の場合、どんなに幼くても恋愛のことなら心得ているものよ。

年をとるにしたがって培われるのは、愛に傷つく能力ね。

(17)

(どういう人が嫌いか?との問いに)

寛容でない人、

心配ごとのない人、

真実を握っているような顔をしている人、

騒々しくて満足しきっている人。

(18)

わたしは自分の本でお金を稼ぐことができて、恵まれたわけです。特権ですよね。それは認めます。気が引けるとも思っていませんし、恥ずかしいとも思っていません。皆にもこういう特権を望むと言いたいところですが、でもそんなことを言ったところで何も始まりませんし、無礼ですらあると思っています。

(19)

人を信用しないよりは自分がだまされたほうがいい、それは確かです。道徳上の唯一のルールは、できるだけ完全に善人であること、人に対して完全に開かれているということです。これは絶対に安全です。

(20)

もっとも贅沢なことは時間的に余裕を持つことです。社会は人の時間を奪っていますから。

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