人の落ち度は、許すより忘れてしまえ。中村天風の言葉

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(1)

意志の力の強いっていうのと、

強情っぱりと同じにしてちゃあだめだ。

強情っぱりっていうのと、

意志の力はぜんぜん違うんだよ。

乱暴と勇気が違うのと同じようにね。

(2)

良い運命の主人公になりたかったら、

心の中に感謝と歓喜の感情を持つことだ。

感謝と歓喜に満ちた言葉と好意は、

人生の花園に善き幸福という実を結ぶ。

(3)

感謝するに値するものがないのではない。

感謝するに値するものを、

気がつかないでいるのだ。

(4)

一度だけの人生だ。

だから今この時だけを考えろ。

過去は及ばず、

未来は知れず。

死んでからのことは宗教にまかせろ。

(5)

人間が人間として生きていくのに

一番大切なのは、

頭の良し悪しではなく、

心の良し悪しだ。

(6)

言葉には人生を左右する力があるんです。

この自覚こそが人生を勝利にみちびく、

最良の武器なんですよ。

(7)

苦労したり、悩んだり、

人を憎んだり、恐れたり、悲しんでるとき、

気持ちいいですか。

あんな嫌な気持ちはなかろう。

その嫌な気持ちをなぜ心にさせるんだ。

喜ばせてやれ。

(8)

人の落ち度は、

許すより忘れてしまえ。

(9)

凡人は敵対し、

優れし人は和合する。

ケンカすることより、

仲良くすることを

まず考えなきゃだめですよ。

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(10)

数ある同僚の中から

ぬきんでて偉くなる人は、

結局、偉くなるべき資格をもっているんです。

その資格とは、

「誰にも言われなくても、

日々毎日、実際に努力している」

ことなんです。

(11)

欲は全ての進化と向上の源泉である。

欲を押さえつける必要など少しもない。

求めれば求めるほど愉快になり、

楽しくなるのが本当の欲である。

しかも、

人の喜びが自分の楽しみとなるものが最も尊い。

この尊い欲の炎をもっともっと燃やすことである。

(12)

常に善良な言葉、

人を勇気づける言葉、

人に喜びを与える言葉っていうような、

言葉のみを使っている人、

そういう人は心がけなくても、

人に幸福を分けている人だよ。

(13)

今日一日、

怒らず、恐れず、悲しまず、

正直、親切、愉快に生きよ。

(14)

信念、

それは人生を動かす

羅針盤のごとき尊いものである。

従って信念なき人生は、

ちょうど長途の航海の出来ない

ボロ船のようなものである。

(15)

笑っているとき、

人間は最も強い。

中村天風(なかむら てんぷう、1876年7月30日 – 1968年12月1日)、日本の自己啓発講演家、思想家、ヨーガ行者。実業家、大日本帝国陸軍諜報員、玄洋社社員。孫文の友人であり、中華民国最高顧問の称号も持った。天風会を創始し心身統一法を広めた。本名は三郎(さぶろう)。


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