人は気の持ち方次第で、どんなつらい経験もプラスに変えることができるって、信じています。津川雅彦が遺した言葉

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(1)

人は気の持ち方次第で、

どんなつらい経験をしても、

絶対にそれをプラスに変えることができるって、

信じています。

(2)

役者ってのは、

ちゃんとリアルに人生を過ごして、

いっぱい挫折して傷ついて栄耀栄華も味わって

酸いも甘いも噛み分けられる経験を積まないとね。

ビジネスマンも同じなんじゃないの?

(3)

ものを創るってのは人の知恵をもらい、

人の真似から始まる。

オギャーと生まれてこのかた、

しゃべる事も全て、

人の真似をして成長をするんだ。

「学ぶ」前に「まねぶ」んだね。

(4)

世の中、

人の知恵を借りなきゃ1歩も前に進めない。

そもそもゼロから物を作るなんてありえないんだから。

(5)

地球儀を想像してみてよ。

どんなに凝って球の形を作っても、

それだけじゃ客はなんだかわからない。

最後に地図を書いた紙を一枚被せて、

初めて客に地球儀と解らせる。

役者は紙一枚。

被せるだけだが、ものすごい大事な役目だよ。

(6)

映画の現場に100人のスタッフがいれば、

全員が専門職人。

100人分の才能が集まる訳。

これを活かさなきゃ損だ。

(7)

大事なことは

役に一番合った芝居ができ、

客に面白がってもらえること。

(8)

自分だけでやっていると思ってたらダメ。

(9)

工夫を重ねるってことは、

実は余計なところを削って

シンプルにしていく作業なんだ。

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(10)

もっと頑張れということだと思う。

縄文土器、江戸の文化からアニメまで、

日本の文化は自然を愛する

美意識から生まれたものだと、

世界に伝えたい。

(11)

歌舞伎でも落語でもうまい人は、

力を抜くほど迫力が出るんだと知ってますよ。

(12)

セリフを軽くするのは肉体訓練でね。

何百回も量をこなして

落語を口に馴染ませなければ、

筋肉つけないでスポーツ選手を演ずるに等しい。

要は質じゃなくて、量の問題。

(13)

役者もスポーツ選手も

素晴らしい結果を出す優秀な職人は、

性格的には偏屈で毒舌を吐く癖のある変人が多い。

だからこそ、凄い結果を残しても来たのだ。

(14)

職業というのは、

我慢とか忍耐とか苦労とか、

そういうものを乗り越えない限り、

プロの業とはいえない。

(15)

全てに感謝です。

娘を産んだことも含めて。

家を売ってくれたこと。

僕よりも先に死んでくれたことも含めて。

ーー妻・朝丘雪路さんの葬儀後に行われた取材にて

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