自分の不完全さを認め、受け容れなさい。相手の不完全さを認め、許しなさい。心理学者 アドラーの言葉

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(1)

「信用」するのではなく、「信頼」するのだ。

「信頼」とは裏付けも担保もなく相手を信じること。

裏切られる可能性があっても相手を信じるのである。

(2)

扱いにくい相手とうまく付き合うには

相手が何とか自分を優秀に見せようとして

躍起になっていることを念頭に置くこと。

その観点から相手と付き合ってみなさい。

(3)

人生には3つの課題がある。

1つ目は「仕事の課題」

2つ目は「交友の課題」

3つ目は「愛の課題」である。

そして後の方になるほど解決は難しくなる。

(4)

他人からの賞賛や感謝など求める必要はない。

自分は世の中に貢献しているという

自己満足で十分である。

(5)

自分だけでなく

仲間の利益を大切にすること。

受け取るよりも多く相手に与えること。

それが幸福になる唯一の道だ。

(6)

どんな能力をもって生まれたかは

大した問題ではない。

重要なのは、

与えられた能力をどう使うかである。

(7)

あなたが悩んでいる問題は

本当にあなたの問題だろうか。

その問題を放置した場合に困るのは誰か、

冷静に考えてみることだ。

(8)

「仕事で失敗しませんでした。働かなかったからです」

「人間関係で失敗しませんでした。人の話に入らなかったからです」

彼の人生は完全で、そして最悪だった。

(9)

判断に迷ったら、

より多くの人間に貢献できる方を選べばいい。

自分よりも仲間たち、仲間たちより社会全体。

この判断基準で大きく間違うことはまずないだろう。

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(10)

健全な人は、

相手を変えようとせず自分が変わる。

不健全な人は、

相手を操作し、変えようとする。

(11)

人の心理は物理学と違う。

問題の原因を指摘しても、勇気を奪うだけ。

解決法と可能性に集中すべきだ。

(12)

自分の不完全さを認め、受け容れなさい。

相手の不完全さを認め、許しなさい。

(13)

自分と違う意見を述べる人は、

あなたを批判したいのではない。

違いは当然であり、だからこそ意味があるのだ。

(14)

相手の権利に土足で踏み込んではならない。

権利を尊重し、自分で決めさせるようにすれば、

人は、自分を信じ、他人を信じるようになるだろう。

(15)

もっとも重要な問いは

「どこから」ではなくて「どこへ」である。

アルフレッド・アドラー(Alfred Adler、ドイツ語発音: [alfreːt aːdlɐ](アルフレート・アドラー)、1870年2月7日 – 1937年5月28日)、オーストリア出身の精神科医、心理学者、社会理論家。ジークムント・フロイトおよびカール・グスタフ・ユングと並んで現代のパーソナリティ理論や心理療法を確立した1人。初期の頃のフロイトとの関わりについて誤解があるが、アドラーはフロイトの共同研究者であり、1911年にはフロイトのグループとは完全に決別し、個人心理学(アドラー心理学)を創始した。


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