自分を許すな。そうすれば、容易に他人を許すことができよう。小説家 レフ・トルストイの言葉

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(1)

誰もが世界を変えたいと思うが、

誰も自分自身を変えようとは思わない。

(2)

急いで結婚する必要はない。

結婚は果物と違って、

いくら遅くても季節はずれになることはない。

(3)

強い人々は、いつも気取らない。

(4)

他人の不幸の上に

自分の幸福を築いてはならない。

他人の幸福の中にこそ、

自分の幸福もあるのだ。

(5)

自分を許すな。

そうすれば、

容易に他人を許すことができよう。

(6)

愚かな人間は沈黙しているのが最もよい。

だが、もし

そのことを知ったならば、

その人はもう愚かな人間ではない。

(7)

私達は踏みなれた生活の軌道から

放り出されると、

もうダメだ、と思ってしまう。

しかし、実際は

そこからようやく新しいものが始まるのです。

(8)

我々は刑法を活用する前に、

囚人を罰する前に、

こういう不幸な人間が作られていく

環境そのものを

絶滅するように努めねばならない。

(9)

思いやりはあらゆる矛盾を解決して、

人生を美しくし、

ややこしいものを明瞭に、

困難なことを容易にする。

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(10)

自分をその人より優れているとも、

偉大であるとも思わないこと。

また、

その人を自分より優れているとも、

偉大であるとも思わないこと。

そうした時、

人と生きるのがたやすくなる。

(11)

逆境が人格を作る。

(12)

もし善が原因をもっていたとしたら、

それはもう善ではない。

もしそれが結果を持てば、

やはり善とは言えない。

だから、

善は因果の連鎖の枠外にあるのだ。

(13)

人間を自由にできるのは、

人間の理性だけである。

人間の生活は、

理性を失えば失うほど

ますます不自由になる。

(14)

いかなる時でも、

お辞儀はし足り無いよりも、

し過ぎた方がよい。

(15)

時は過ぎ去るけれども、

ひとたび発せられた言葉は、

永久にあとに残る。

レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ(露: Лев Николаевич Толстой, ラテン文字表記:Lev Nikolayevich Tolstoy, 1828年9月9日〔ユリウス暦8月28日〕 – 1910年11月20日〔ユリウス暦11月7日〕)、帝政ロシアの小説家、思想家で、フョードル・ドストエフスキー、イワン・ツルゲーネフと並び、19世紀ロシア文学を代表する文豪。英語では名はレオ(Leo)とされる。代表作に『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』『復活』など。文学のみならず、政治・社会にも大きな影響を与えた。非暴力主義者としても知られる。


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