人の世は災難続き、平凡になんとか生き延びるだけでも奇跡。精神科医 香山リカの言葉

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(1)

辛いと感じたら、

極端な逃げ方をする前に、

しばらく休んでみることが大切です。

(2)

心が疲れているときは、

いきなり大きく環境を変えようとはせずに、

まずは小さなことから変えてみるのがいいと思います。

(3)

テンションの高い状態は長く続かず、

いつか燃え尽き状態になったり、

突然起き上がれなくなって

うつになることもあります。

落ち込みたいときには素直に落ち込めばいい。

(4)

何かひとつでいいので、

自分が好きなもの、

ここなら自分を認めてもらえるという

場所をつくっておくこと。

(5)

大事な決断こそ、

その場で結論を出さずに

先延ばしすべきだと思います。

(6)

私は基本的にその日のことしか

考えないようにしているのです。

「今日は、

これとこれをやったら終わり!」と思えば、

どんなに忙しい日でも、

なんとか乗り切れるじゃないですか。

(7)

目標が達成できなかったとき、

まず取り組むべきは、

失敗した自分の正当化です。

計画を達成できなかったときに大切なのは、

自分を責めたり落ち込んだりすることに

時間とエネルギーを奪われないことです。

(8)

人の世は災難続き、

平凡になんとか生き延びるだけでも奇跡、

というのが私の人生観です。

(9)

ついつい頑張りすぎて、

心が疲れてしまった。

そんな時は、

とりあえず3時間、

携帯電話やパソコンの電源をすべて落としてみてください。

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(10)

人から怒りをぶつけられたとき意識したいのは、

相手が怒っている本当の原因です。

相手から激しく罵られると、

怒られたほうは原因が自分にあると考えがちです。

しかし、相手の言葉を額面どおりに受け取ってはダメ。

むしろ他のことで怒りを溜め込んでいて、

たまたまあなたの前で爆発しただけというケースが多いのです。

(11)

みんなに認めてもらえる

働き方をめざす自分に疲れを感じるなら、

いっそ自分磨きをやめてもいいと思います。

(12)

生きていれば大変なこと、

傷つくこと、悲しいことはたくさんある。

でも、そこで

「ああ、私の人生って失敗」と思うことはない。

その都度、自分に大丈夫と声をかけて

必要ならば誰かの力を借りながら、

また立ち上がって歩き出して行けばいいの。

(13)

目標は「立てるべきもの」ではなく、

「立ててもいいもの」くらいに考える。

(14)

「これで勝負する!」と肩ひじ張らないで、

「将来、別のことをするかもしれないけれど、

いまはとりあえずこれをやっておこう」といったように、

肩の力を抜いて仕事に向き合うことも大切だと思います。

(15)

いくら身体に良くても、

これ以上はストレスになるなと思ったら、

ほどほどにしておくというのが一番いいのです。


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