1位になることを目指さない。スケートコーチ 山田満知子の言葉

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全員がチャンピオンに

なれるはずはないのですから

チャンピオンになれなかったから、

自分は駄目な選手

なんて考えてほしくないんです。

私はいつも

1位になる選手よりも、

みんなの心に残る選手になってね

と伝えています。

自分の力を精いっぱい発揮して、

自分の魅力を出し切ることができれば、

きっと

みんなの心に残るスケートができる。

そう私は思うんです。

能力が「2」ある子が、

努力して「5」まで力を

伸ばすことができたとします。

一方、最初から能力が「7」ある子が、

努力によって「10」まで伸びたとします。

競技ではもちろん、

「10」の力を持った選手の勝利

ということになるでしょう。

でも、「2」しかなかった力を

「5」まで伸ばすことができた

そのこと自体が素晴らしいじゃないですか。

その成長を喜べるような選手を

育てたいと、いつも思っています。

縁があって

フィギュアの世界に入ってきたのだから、

成績に関係なく、

スケートに一生懸命取り組んだことを

大切な思い出にして、

フィギュアスケートをやって良かった

と心から思えて、

自分の中にいいものをたくさん残して、

それを将来の糧にできるような人に

みんななってほしい。

そう願いながら、いつも指導しています。

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