目標は、自分がワクワクするものを知ることから始まる。実業家 青野慶久の言葉

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(1)

普通は「どうやったら成功するか」

と考えるものだと思いますが、

逆に

「失敗するとしたら、どんな原因があるか」

と考えることで行き詰まりそうなポイントが

クリアに見えてくるのです。

(2)

「社長を辞めたい」

一緒に創業した仲間にそう言いました。

でも、首をタテに振ってくれない。

そこで腹を決めました。

それまでは

「頑張ればなんとかなる」と考えていた。

もうそんなレベルではダメだ。

「命を賭けよう」と。

(3)

悩みに悩み抜いて、

そこでやっと気づいたことがあります。

それは、

「頑張る」と「真剣になる」は

まったく違うということでした。

自分に足りなかったのは、

命懸けでやる覚悟だったのです。

(4)

「頑張ればうまくいく」

て思ってたんですけど、

そんなに人生甘くなくて。

本当にこれ、絶対成功させるぞ、と。

それ以外のものはすべて捨てるつもりで、

魂こめて命かけて、

それじゃないとこの壁は突破できないんだな、

というのが自分の悟りでした。

(5)

命懸けの目標は、

どうやって見つければいいのか。

それは、

自分がワクワクするものを

知ることから始まるのだと僕は思います。

(6)

大切なのは

「社会にどんな価値を生みたいか」、

「どんな人を幸せにしたいか」

といったことを

きちんと考えておくことです。

(7)

誰に何を言われたとしても、

やると判断したのは自分。

結果はさておき、

選択したのは自分自身であると

常に自覚することです。

(8)

自分はどう生きたいんだろうか、

自分は何を選んだらいいんだろうか。

周りの人がいろいろ言っても、

最後は自分で決める。

そこで起こったことも、

自分で責任とる。

(9)

周りの意見に耳を傾けながらも、

自分の主体性を失わない。

その感覚を持っていると、

人生楽しくなると思います。

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(10)

僕は、

失敗したときに、一回死んでるんです。

本当に、死にたいと思ったんですよ。

ところが、

「頑張って社長を続けなさい」

と言ってくれる周りの人がいたから、

人生リスタートしてるだけ。

ある意味もう、すべてあきらめてるんです。

なくなったはずの命があるわけだから、

この残りの命は

自分が本当に注ぎたいところに注ごうと。

批判されても、何も思わないです。

(11)

基本的な考えとして、

持っておいてほしいなと思うのは、

「自分で選ぶ」という習慣。

(12)

一歩目を踏み出さない人は

何も変わりませんし、

どんどん沈んでいってしまいます。

変わらないことは、危ないことです。

(13)

人間の細胞って、

最初にどんな形になるか決まってなくて、

「お前、骨になるんだ。じゃあ、俺は皮になるよ」

みたいに、まわりとの関係で決まるらしいです。

そういう意味では個性も、

もともと持っているものじゃなくて、

他人との関係性で決まるんでしょうね。

(14)

普段言わなくてもわかっていることを口にし、

形にするのがコミュニケーションです。

会社で、「おはよう」という

当たり前の言葉を交わすことで、

人との関係が円滑になるように、

「目の前にいなくても、

あなたのことをいつも気にかけている」

という思いをあえて形にするのです。

(15)

人間が幸せになるために

会社という仕組みを作ったのに、

その仕組みのせいで

人間が不幸になっているのなら、

そんな会社はもう要らない。

青野慶久(あおの よしひさ、戸籍名:西端慶久(にしばた よしひさ)、1971年(昭和46年)6月26日 – )、実業家。サイボウズ代表取締役社長。


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