すべてのものごとは、その人の心によって成り立つ。仏陀の言葉

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(1)

 

善をなすのを急ぎなさい。

善をなすのに

のろのろしていたら、

心は

悪を楽しむようになります。

 

 

(2)

 

過去は追ってはならない、

未来は待ってはならない。

ただ現在の一瞬だけを、

強く生きねばならない。

 

 

(3)

 

最大の名誉は

決して倒れない事ではない。

倒れるたびに

起き上がる事である。

 

 

(4)

 

愚かな人は常に

名誉と利益に苦しむ。

上席を得たい

権利を得たい

利益を得たいと

常にこの欲のために苦しむ。

 

 

(5)

 

みずから自分を励ませ。

 

 

(6)

 

沈黙しても批判され、

多く語っても批判され、

少し語っても批判される。

この世に批判されない者はない。

 

 

(7)

 

苦悩を乗り越えるための

聖なる道は8つの部分

からできている。

正しいものの見方、

正しい決意

正しい言葉

正しい行為

正しい生活

正しい努力

正しい思念

正しい瞑想である。

 

 

(8)

 

生まれを問うな、

行為を問え。

 

 

(9)

 

堅い岩が風に

揺るがないように、

賢者は

非難にも賞賛にも動じない。

 

 

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(10)

 

今日すべきことは明日に延ばさず

確かにしていくことこそ

よい一日を生きる道である。

 

 

(11)

 

怒らないことによって

怒りに打ち勝て。

 

 

(12)

 

愚かな人が、

自分を愚かだと考えるなら、

その人は賢者なのです。

 

 

(13)

 

自分だけ大事にしようとすると

怒りや悲しみがわいてくるのです。

 

 

(14)

 

すべてのものごとは、

その人の心によって成り立つ。

 

 

(15)

 

目的を捨てて

楽しみにばかり向かう人は、

やがて正しい道を歩む人を羨む。

 

仏陀(佛陀、ぶつだ、ぶっだ、梵: बुद्ध、Buddha(ブッダ))は、仏(ぶつ)やほとけとも称され、悟りの最高の位「仏の悟り」を開いた人を指す。釈迦牟尼をも意味する。ブッダ(「仏陀」は漢字による音写の一つ)という呼称は、インドでは仏教の成立以前から使われていた。釈迦が説いた原始仏教では、仏陀は「目覚めた人」を指す普通名詞であり、釈迦だけを指す固有名詞ではなかった。現に原始仏典にはしばしば仏陀の複数形(buddhā)が登場する。しかし釈迦の死後、初期仏教では、仏教を開いた釈迦ただ一人が仏陀とされるようになった。初期の経典でも燃燈仏や過去七仏や、弥勒菩薩が未来に成仏することなど過去や未来の仏陀の存在を説いたものもあるが、現在の仏陀は釈迦一人だけであり、釈迦の死後には現在まで現れていないとされている。

 



著:白取春彦
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