(1)
人間とは本来弱いものだ。だが、信念とか使命感で行動する時は、なぜか果てしなく強くなる
(2)
人間は強くなるために剣を振るモノではない。人間は愛する人や国のために剣を振る。でなければ真の強者になる事は出来ないし、進歩すら出来ない
(3)
本当の強さなんてものはない。何があってもくじけない人なんているわけないし、すべての事実を受け入れることもできない。
そもそも、人によって強いの基準が違う。人間は自分を守るために必死だ。だが、誰かのために何かをしてやりたい、何が何でも守りたいというお人よしな精神は、人類が進化の過程で得ることのできた人間だけの特権だ。これは、唯一共通して誰もが強いと思うことだ
(4)
日本の製造業がまだ強さを保っているのは、現場で働く人のレベルが非常に高いからです。特にコスト意識。これは世界で最高じゃないですか
(5)
「グランドデザインを描ける日本になるべき」と言う人がいますが、私はどうかなと思います。日本社会の強さは、生物体のように、状況に応じて中身を変えていく適応力の高さにあると思います
(6)
人生における目的意識の高さは、「人生の残り時間」に対する認識の強さに比例すると私は思っています。私たちの人生は無限ではなく、いつかは終わりを迎える有限なものです。そのことを強く認識し、その有限な人生で何を成したいのかを真剣に考える人だけが、稼ぐ人になることができます
(7)
企業の強さは個人戦ではなく、一人一人が知恵と力を合わせる合知合力の団体戦で発揮されます。ひとりで仕事を抱え込んで残業をするのは有能な証拠でも何でもなく、逆に組織の力を弱めていると自覚すべきです
(8)
夢を描くだけでは何も実現しません。理想を形にする際には、現実にいくつもの困難が待ち構えています。そこで求められるのは、志を貫く強さではないでしょうか
(9)
覚えておいてもらいたいのは、知恵や心の強さを獲得できる最大の機会は、だいたいが最大の苦境にあるときだということです
(10)
スピード、先進性、提案・解決力が我々の強さと認識しており、これを継続して研ぎ澄ますことが重要です。
(11)
数字や資料を読み、その会社や国のことについて徹底的に調べる。それが面倒なら投資なんてしない方がいい。調査するうえで、情熱はとても需要な要素です。粘り強さに加えて、情熱がなければ成功はできないでしょう
(12)
どんな人にも強さと弱さがあります。強さはどんどん伸ばせばいいし、弱さとは逃げずに向き合っていくしかありません
(13)
僕も自分では弱い人間だと思っています。弱いとわかっているからこそ、それに負けない自分をつくるために動いて汗をかくんです。弱さを知って小さな努力を積み重ねていけば、いつかそれは強さに変わるときが来ます
(14)
日本の株式市場や顧客とかかわる中で実感しているのは、企業にとって無形の価値がますます重要になっていることだ。目に見えない企業価値が企業の本当の強さになってきている
(15)
自分を「弱い」などと、思わないことです。弱さは、強さに変えられます。エネルギーを何に向けるかで、それはパワーに変わります。思考の流れを、自分を高める方向へ切り替えましょう。虚しい願望や、前に進まない後悔は、捨て去ることです。不平や不満、自分への慰めは終わりにしましょう