のび太は、私自身なんです。藤子・F・不二雄の言葉 part2

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四十歳を過ぎると、今までの経験などが武器になってくれても、アイディアの出方などは衰えてきます

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ぼくの経験では、二十代から三十代あたりが一番油の乗り切った時期で、次から次へとアイディアが出てきました。プロ作家になった初めのうちは、描きたい漫画とか、その材料を手帳にメモしておいても、これを描ききってしまったら、あとはどうなるのだろうというような恐怖感がたえずありました

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漫画を描くということは、一言でいえば「再生産」ということになります。かつてあった文化遺産の再生を、漫画という形でおこなっているのが「漫画家」なのです。どんどん取り込んで、どんどんはき出していくという、視野を広く持ち、柔軟な考え方をしなければなりません

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「漫画」にムダは禁物!「漫画」のアイディア(案)についても、絵についても、このことはいえます。ムダの多い「まんが」は、ポイントがどこにあるのか、さっぱりわからない

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人気がある漫画をということは、大勢の読者が喜んで読んでくれたということです。つまり、その漫画の描き手と読者との間に、共感を持つ部分がたくさんあったということなのです

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遠い少年の日の記憶を呼び起こし、体験した事、考えた事、喜び悲しみ悩みなど…。それを核とし、肉づけし、外見だけを現代風に装わせて登場人物にしています

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面白い漫画を描くコツは、まず作者自身にとっておもしろい作品をかくことです

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漫画を描く時だけでなく、ものを作る時には\”省略\”ということが何よりも大切です。コマのテンポが悪ければ、読者はすぐにも読みあきてしまうものです

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ドラマは常に対立するものの間に生まれます。なぜ対立が生じたか、どうすれば対立が解消するのか-そこに悲劇も、そして喜劇も生まれてくるのです

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あらゆるストーリーはこのクライマックスを頂点に構築されているといってよいでしょう。クライマックスの出来栄えに作品の成功、不成功がかかっています

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ペン先ひとつで絵柄も変わってくる。なん本も線を引いて、自分の絵柄に合ったものを選ぶこと

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何事も諦めずに、ねばり強くやっていくことが必要です。わかってもらえないと嘆くより、わかってもらうための努力をしなければなりません

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漫画家は、自分の頭の中で作りあげたフィクションの世界を、紙面にうつしかえて読者に伝え、その共感をえたいと思って一生懸命にまんがをかきます。読者を喜ばせたい、楽しませたい、感動させたい、という気持ちがあるからこそ、プロの漫画家になるわけです

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「漫画を」というものを分解してみると、結局は小さな断片の寄せ集めなのです

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まんが家の体質(個性)というか、からだ全体からにじみ出た結果としての作品が、読者の求めるものにあった時こそ、それが「人気漫画」となるわけです

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