(1)
政治とはあまりにも重大な事柄なので、
政治家に任せておくことはできない。
(2)
その行動が当然の行動であるならば、
たとえ、その行動で利益をあげることができなくても、
君は成功を愉しめる。
(3)
人はなろうとした人物しかなれない。
だからといって必ずしも良い条件に恵まれるわけではない。
だが、なろうという意志がなければ
その人物には決してなれないのだ。
(4)
兵卒は問題ではない。
重要なことは、誰が指揮をとるかである。
(5)
政治家は心にもないことを口にするのが常なので、
それを真に受ける人がいるとびっくりする。
(6)
人格者は、困難に対してある種の魅力を感じるものだ。
なぜなら、困難に立ち向かってこそ、
自分の潜在的能力に気づくのだから。
(7)
危機を目の前にすると、
気骨ある人は自分を拠点に戦う。
彼は作戦命令を自分で発し、自ら指揮をとる。
(8)
支配者になろうとして、
政治家は下僕のふりをする。
(9)
剣は折れた。
だが私は折れた剣の端を握って
あくまで戦うつもりだ。
(10)
人間を知れば知るほど、
私は犬が好きになってくる。
(11)
物事を考える人間は大勢いるが、
行動を起こすのはたった一人だ。
(12)
偉大なことは、
偉大な人間がいなければ決して達成されない。
そして、人間は偉大になろうと
決意して初めて偉大になれるのだ。
(13)
行動は希望とは引き離せないものだ。
希望はまさに人間にしかないものらしい。
そこで、個人においては、
希望の終わりは死の始まりと思いたまえ。
(14)
人格者は人々との間に距離を持つ。
なぜなら権威は威信なくして成り立たず、
威信は世俗との隔離なしには
成り立たないからである。
(15)
日本に誇りを。