いかに逆境に遭おうとも、爽快でなければならぬ。吉田松陰の言葉

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(1)

士たるものの貴ぶところは

徳であって才ではなく

行動であって学識ではない。

(2)

目前の安泰は一時しのぎと知れ。

百年の時は一瞬にすぎない。

君たちは、

どうかいたずらに時を過ごすことのないように。

(3)

いかに逆境に遭おうとも、

爽快でなければならぬ。

心懐爽快ならば人間やつれることはない。

(4)

学問とは

自分の才能を見せびらかせて、

人を従わせるためにするのではない。

人を教育して

一緒に正しく生きようとすることである。

(5)

小さな間違いを理由に

人を捨てていては、

素晴らしい才能を持った人を

得ることはできない。

(6)

何事においても

出来ないということはない。

それは行動していないだけだ。

(7)

俗人が見るのは形である。

君子が見るのは心である。

(8)

得ることが難しく、

失いやすいのは時間である。

(9)

やろうと思った事は、

その日から始めるのがよい。

年齢など気にすることはないのだ。

思い立ったが吉日である。

(10)

聖人の胸中は

常に多事(多忙)にして楽しむ。

愚人の胸中は

常に無事(暇)にして楽しまず。

(11)

剛直でくじけず、

自分を信じてくれた人に背かなければ、

不幸にも、うまくいかなかったとしても、

自分を信じてくれる者はますます多くなり、

再び立ち上がった時には、

思いを成し遂げることが必ずできる。

(12)

私は人を信じて

失敗することがあっても、

人を疑って

失敗することは絶対無いようにしたい。

吉田松陰(よしだ しょういん、文政13年8月4日〈1830年9月20日〉- 安政6年10月27日〈1859年11月21日〉)、江戸時代後期の日本の武士(長州藩士)、思想家、教育者。山鹿流兵学師範。明治維新の精神的指導者・理論者。「松下村塾」で明治維新で活躍した志士に大きな影響を与えた。


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