すべての欠点は長所にむすびついている。文芸評論家 亀井勝一郎の言葉

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(1)

絶望は

人生に必ずつきまとうものだ。

(2)

絶望しないような人間は

ある意味でたよりない人だといえる。

なぜなら小さな自己に満足し、

なんらの努力も考えごともしない人に、

絶望は起こりえないからだ。

(3)

女性が弱いというのは

嘘である。

(4)

善事は

罪悪感を抱きながら

せねばならない。

(5)

多忙であることによって、

自分は何か仕事をしたという

錯覚を抱くことが出来る。

(6)

人間の心は、

眼や表情にもあらわれるが、

後姿に

はっきりあらわれることを

忘れてはならぬ。

(7)

未完成の自覚を持って、

絶えず努力してゆくところに

青春がある。

(8)

たとい若くても、

自己満足におちいっているなら、

その人は老人に等しい。

(9)

「明日は」「明日は」と言いながら、

今日という「一日」を

むだにすごしたら、

その人は「明日」もまた

空しくすごすにちがいありません。

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(10)

すべての欠点は

長所にむすびついている。

(11)

世の中に何が強いと言って、

無神経な事ほど強いことはない。

(12)

いくつになっても、

こっぴどく自分を

やっつけてくれる先輩を持つことは、

悔しいけれど、人生の幸福である。

(13)

人は後姿について全く無意識だ。

そして何げなくそこに

全自己をあらわすものだ。

後姿は悲しいものだ。

(14)

愛情がこもっていて

無口な人こそ、

人生の伴侶としてふさわしい。

(15)

教養の真のあらわれは、

その人の「はにかみ」にある。

亀井勝一郎(かめい かついちろう、1907年(明治40年)2月6日 – 1966年(昭和41年)11月14日)、昭和期の文芸評論家、日本藝術院会員。当初は左翼的政治運動に参加したが転向し、仏教思想に関心を深め、文芸評論や文明批評で活躍した。


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