無理をするな、素直であれ。俳人 種田山頭火の言葉

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(1)

「あきらめ」ということほど

言い易くして

行い難いことはない

(2)

この旅

果もない旅の

つくつくぼうし

(3)

無理をするな、素直であれ。

すべてがこの語句に尽きる、

この心構えさえ失わなければ、

人は人として十分に生きてゆける

(4)

捨てきれない荷物の

おもさまへうしろ

(5)

けふもいちにち

誰も来なかつたほうたる

(6)

おこるな

しゃべるな

むさぼるな

ゆっくりあるけ

しっかりあるけ

(7)

また

見ることもない山が

遠ざかる

(8)

分け入つても

分け入つても

青い山

(9)

ほろほろ

ほろびゆくわたくしの秋

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(10)

あるがまま

雑草として芽をふく

(11)

どうしようもない

私が歩いている

(12)

人々に幸福あれ、

災害なかれ、

しかし

無常流転は

どうすることも出来ないのだ

(13)

人生は

奇跡ではない、

軌跡である

(14)

一杯やりたい

夕焼けの空

(15)

こんな良い月を

一人で見て寝る

種田山頭火(たねだ さんとうか、1882年(明治15年)12月3日 – 1940年(昭和15年)10月11日)、日本の自由律俳句の俳人。山頭火とだけ呼ばれることが多い。『層雲』の荻原井泉水門下。1925年に熊本市の曹洞宗報恩寺で出家得度して耕畝(こうほ)と改名。各地を放浪しながら1万2000余りの句を詠んだ。


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