(1)
僕はね、
常に10年後を楽しみにしてるんですよ。
もちろん、
10年後のことなんて、誰にも分からない。
だからこそ、
今をどうするかってことが
問われている気がしてね。
(2)
理屈じゃなく、
とにかく動きながら考える。
いつも、
シンプルでいたいんです。
(3)
まず考えるのではなく、
やってみる、飛んでみる。
そのあとに
どう感じたのかを味わえばいいというのが、
僕の生きるベースになっている気がします。
(4)
勘違いしてはいけないのは、
どんな仕事も、
僕が選んでいるのではなく、
まずは
選んでいただいているということです。
(5)
食わず嫌いをせず、
触れることによって
見えてくることも。
(6)
僕はこれまでの
自分の歩んだ時間を
苦労だったと
感じたことはありません。
苦労という言葉に
あてはまらない時間です。
だって
僕が選んだ道ですから。
(7)
良いことばかりが積み重なって、
今のぼくがあるんじゃない。
嫌な思いも味わって、
だからわかること
というのも必要なのだ。
(8)
個人的にはどう見られても、
どう呼ばれてもかまわないです。
腰を据えて
表現の世界であたふたしているのが
僕の仕事です。
(9)
座右の銘は
“見る前に飛べ”。
まず、やってみる。
そこでしか味わえないものに喜び、
ときには
ちょっと躓(つまず)いたりすることもあるが、
すべてが身につくと思っている。
(10)
俳優人生40年、
苦労という言葉はあてはまらない。
今なお迷いっぱなし(笑)