不調のシグナルを見逃さないことが大切。食欲と睡眠はウソをつかない。医師 西多昌規の言葉

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(1)

憤りや不満を慢性化させないために、

月に一度、

腹が立つことを紙に

書き出してみるのもお勧めです。

書くという行為によって

自分が何に対して

憤りを感じているかが明確になり、

漠然とした不安が解消されます。

(2)

仕事のできる人は、

みんな「腹八分目」ならぬ

「がんばり八分目」です。

人間は常に十割の力を

発揮し続けることなど不可能。

八割くらいの力で留めておいて、

余力を二割残しておく。

これが長期にわたって

活躍する人に共通するスタイルです。

(3)

仕事で自分の自由になる部分は、

自分勝手に進めたほうがいいでしょう。

経営の合理化が進んで、

昔より一人当たりの仕事量が増えている今、

言われたことをすべて

律義にやっていたら大変なことになりますよ。

(4)

何かあったとき

個人の責任にするのは日本人の悪い癖です。

たいていの仕事は

チームで動いているわけですから、

何から何まで100%

個人の責任だとは言い切れないことも多い。

そういうときは組織のせいにするのも

ひとつの手でしょう。

(5)

「休めない」という人は、

どこかで休息や睡眠を

無駄な時間だと思っているところがあります。

しかし、

健康でなければ仕事はできません。

「仕事のひとつとして、健康に投資する」

という意識を持っていただきたい。

「休むのも寝るのも仕事のうち」ということです。

(6)

5時間睡眠でも全く平気な人もいますし、

ストレスをものともしない人もいます。

しかし、

誰もがそういう鉄人ではありません。

個人差があります。

(7)

自分の体力や

精神力を過大評価せず、

必要な休息をとっていくことが大切です。

(8)

睡眠について、

「眠れない」

「日中、異常な眠気に襲われる」

といった症状が出てきたら要注意です。

(9)

最悪の事態を避けるために、

メンタルな不調のシグナルを

見逃さないことが大切です。

ポイントは

「食欲と睡眠はウソをつかない」ということ。

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(10)

家族やベット、

好きな動物の画像など、

自分向けの癒やしの画像を

携帯に常備しておくのもいいでしょう。

イライラしてきたに時に

癒やしの画像を見れば、落ち着いてきて、

キレるのを防げます。

古典的ですが、

効果は絶大なので試してみてください。

(11)

自分では冷遇されていると思っていても、

同僚に聞いてみると

「その仕事は自分がやりたかった」

と返ってきたりするもの。

周りをうらやましく感じるのは、

単に隣の芝生が青く

見えるだけという可能性もある。

(12)

マイナスの記憶が強く残るのは

一見悪いことに思えますが、

実は人にとって必要なこと。

危険性をなくして種の保存をするために、

人の脳は過去のマイナス情報を引き出し、

警告を出すようにできているのです。

(13)

鏡に向かって

「作り笑顔」をしてみてください。

たとえ作り笑顔であっても

先に表情を作ってしまうと、

脳は楽しいことがあったと

一時的に勘違いし、

楽しい感情が生まれます。

(14)

趣味というと

スポーツやものづくりをするイメージがありますが、

それほど大上段に

構えなくてもいいと思います。

私もたいした趣味はありませんから。

たとえば、

コーヒーを飲みながら新聞を読むとか、

おいしいものを食べにいくなど、

楽しいことや

気晴らしになることがあれば十分でしょう。

(15)

10年先の将来をイメージしても、

脳はそれを

現実味のあるモノとして認識してくれない。

ちょうどいいのは3年後。

「新しいものに挑戦した結果、

自分は3年後にこうなっている」

というイメージが、

自分の背中を押してくれる。



著:西多昌規
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