毎日遊んでいるのに
大はしゃぎして飛びついてきて
幸せなときもそうではないときも
いつも傍に寄り添って
ときには向き合うことができなくても
疑うことなく信じてくれて
何も話さなくてもわかってくれて
一緒に過ごすのが当たり前になって
ときには兄弟となり
ときには親友にもなり
いつのまにか
誰よりも歳をとっていく
衰えていくその姿から
目を逸らさないこと
最期の最期まで見守ること
命をもって教えてくれたことを忘れないこと
家族を失う悲しさを
生きる時間は限られていることを
精一杯今を楽しむことを
どんなに悲しくても辛くても
いつかその日がきたら
出会えたことに感謝する