愛は万人に、信頼は少数に。シェイクスピアの言葉

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(1)

今望んでいるものを手にして、

何の得があろうか。

それは夢、

瞬間の出来事、

泡のように消えてしまう

束の間の喜びでしかない。

(2)

人は心が愉快であれば

終日歩んでも嫌になることはないが、

心に憂いがあればわずか一里でも嫌になる。

人生の行路もこれと同様で、

人は常に明るく愉快な心をもって

人生の行路を歩まねばならぬ。

(3)

今晩一晩は我慢しなさい。

そうすれば、

この次はこらえるのが楽になる。

そして、その次はもっと楽になる。

(4)

運命とは、

最もふさわしい場所へと、

貴方の魂を運ぶのだ。

(5)

備えよ。

たとえ今ではなくとも、

チャンスはいつかやって来る。

(6)

おまえは、

他人のなかにある自分と同じ欠点を

鞭打とうとするのか。

(7)

賢明に、

そしてゆっくりと。

速く走るやつは転ぶ。

(8)

小雨はいつまでも降り続くが、

大嵐はあっという間だ。

早く馬を走らせるものは、

また早く馬を疲れさせもする。

(9)

あの人は本当は頭がいいから

阿呆の真似ができるのね。

上手にとぼけてみせるのは、

特殊な才能だわ。

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(10)

愛は万人に、

信頼は少数に。

(11)

人の傷を笑うのは、

傷の痛みを

感じたことのないやつだ。

(12)

習慣も大事だが、

なかには守るより

破ったほうがいいものもある。

(13)

人より早く成功する奴は、

ダメになるのも早い。

(14)

外観という者は、

いちばんひどい偽りであるかも知れない。

世間というものはいつも虚飾に欺かれる。

(15)

どうせ年をとるなら、

陽気な笑いで

この顔にシワをつけたいものだ。

ウィリアム・シェイクスピア(William Shakespeare, 1564年4月26日(洗礼日) – 1616年4月23日(グレゴリオ暦5月3日))、イングランドの劇作家、詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物でもある。卓越した人間観察眼からなる内面の心理描写により、もっとも優れた英文学の作家とも言われている。また彼の残した膨大な著作は、初期近代英語の実態を知るうえでの貴重な言語学的資料ともなっている。1585年前後にロンドンに進出し、1592年には新進の劇作家として活躍した。1613年ごろに引退するまでの約20年間に、四大悲劇『ハムレット』『マクベス』『オセロ』『リア王』をはじめ、『ロミオとジュリエット』『ヴェニスの商人』『夏の夜の夢』『ジュリアス・シーザー』など多くの傑作を残した。『ヴィーナスとアドーニス』のような物語詩もあり、特に『ソネット集』は今日でも最高の詩編の一つとされている。


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