自分の思い通りに生きたがどうかが大事。長さではない。坂本龍一が残した言葉

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(1)

 

反語的なんだけど、

アートは

お金のあるところでしか発展しない。

 

 

(2)

 

世の中の必要性などに反して、

自分の道を行け。

 

 

(3)

 

アーティストの条件なんてないし、

学校でアートを学ぼうなんて、

もうそこからダメ。

 

 

(4)

 

音楽が世界を変えるとかと言うけどね、

僕はそこまで力を持っていいのか

というのも1つの疑問なんです。

 

 

(5)

 

僕は、

やるからには

常にうまくいくことしか考えていません。

 

 

(6)

 

小心者というか、

石橋を叩いても渡らないタイプだから、

そもそも負ける喧嘩はしない。

 

 

(7)

 

失敗の可能性が

ちらつくものには近づきません。

 

 

(8)

 

声を上げる。

上げ続ける。

あきらめないで、

がっかりしないで、

根気よく。

 

 

(9)

 

練習嫌いのぼくがいうと

説得力がないかもしれないけど、

とにかく好きな音楽を弾くのが一番。

好きな音楽だったら、

うまくなりたいと一生懸命練習するでしょう。

 

 

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(10)

 

オリジナルであるために学び続けろ。

 

 

(11)

 

たとえば、

一生かかっても僕が会うことがないだろう

ルーマニアの小さな村のおばちゃんが、

たまたま僕の音楽を耳にして、

「ああ!」と思ってくれる音楽を

作ることができるのか。

そこが僕の基準です。

 

 

(12)

 

自分の居場所なんて、

自分で決めればいいんだよ。

 

 

(13)

 

自分の思い通りに生きたがどうかが大事。

長さではない。

どう生きるかどう死ぬかっていうのは

個人が責任を持って選んで下さい。

 

 

(14)

 

NYで911テロを体験して、

音楽を楽しめるってことは、

平和じゃないと楽しめない。

だから僕は音楽家だから

これからも音楽をやるためには、

平和でないと社会が世界がね。困るなという。

とてもそれを実感として感じた。

 

 

(15)

 

やっぱり人生の最期は

生まれ育った国で迎えたい。

 

坂本龍一 (さかもと りゅういち、Ryūichi Sakamoto、1952年〈昭和27年〉1月17日 – 2023年〈令和5年〉3月28日)、日本の作曲家、編曲家、ピアニスト、俳優、音楽プロデューサー。世界的に活動した日本人ミュージシャンである。その音楽性は幅広く、クラシック音楽が根幹にあるものの、民俗音楽、ポピュラー音楽(特にテクノポップ)にも造詣が深かった。晩年は環境や憲法に関する運動にも積極的に参加していた。

 



著:坂本龍一
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