(1)
完璧な環境に出会えることは
期待しない方がいいし、
環境は刻々と変化します。
いい環境でも悪い環境でも
人は伸びてゆけるのではないでしょうか。
(2)
「こんなの絶対イヤだ」さえも、
長く続く原動力になるのです。
(3)
満たされないでいることは、
チャンスなんです。
不遇な時は、いちばんいい状態なんです。
それが道の途中にいる証拠ですから。
「ゴールした」と思えば
力が抜けてしまいますからね。
(4)
若い時は
早くゴールしたいと感じているでしょう。
それも、じれったいほどに。
ぼくもかつてはそうでした。
でも、
早くゴールしない方がいいんです。
(5)
必要以上の
自己防御が身を滅ぼしてゆく。
何も得られない時間が重なり、
あったはずの気迫も
しがらみにからめとられます。
(6)
自分を作るのは毎日の環境で、
普通の生活の蓄積が
人間性を鍛えあげてくれるので、
今日を境に大躍進なんて
ないと思っています。
(7)
今日があるのは、
あの日の自分があるからです。
(8)
一度しかない人生ですから、
自分で自分を
飽きさせないようにするしかありません。
(9)
思い通りにならない時こそ
自由を感じられるのではないですか。
何も異物が挟まらない状況では、
人は役割や姿勢を固めて
ダメになるのではないかと思います。
(10)
夢は、手放さない。
基本は、はずさない。
これができる人は強いです。
日常は思い通りにならないことばかりで、
しがらみやごちゃごちゃが加わると
心が萎えてくるのが常ですから。
(11)
満身に力が宿るのは
何かを目指す時です。
(12)
本気か、
お茶を濁しているだけか、
人はそこを見ています。
(13)
やりたいことを躊躇していても
命には限りがある。
(14)
人生に近道はない。
(15)
愛しているものがあったら
自由にしてあげなさい。
もし帰ってくればあなたのもの。
帰ってこなければ、
はじめから
あなたのものではなかったのです。