(1)
「家族と言えども違う人間同士」とは、
他人行儀で冷たい関係になるのではなく、
相手を大切に思うがゆえに、
冷静にほど良い距離感で
お互いを立て合い
大切にする関係であり続けるということです。
(2)
親子という文字にとらわれず、
冷静に俯瞰して見て、
常にほど良い距離感で接する方が、
お互いを思いやる的確な行動がとれ、
良好な関係が長続きします。
(3)
親しき仲にも礼儀あり、
家族を大事に思うならば、
情念を外し、
理知で向かい合うことからです。
(4)
誰にでも
老いと死は平等にやってきます。
人間は生まれた時からすぐに
死へのカウントダウンが始まっています。
(5)
歳を重ねることは
様々な人生経験を積んでいく過程で
様々なものが見えてわかってくるので、
歳を重ねれば重ねるほど
肉体は衰えますが人生は楽しくなる。
(6)
世の中には
若いということを自慢したり、
中には
年寄りを軽視する愚か者もいますが、
若さとは未熟ということで
偉くも何ともありません。
(7)
老いることは
何ら恥じることでもないし、
若さは何ら
得意がるものでもありません。
(8)
「自分も
既に老いに向かっているのだから
若いときには謙虚に年上から学び吸収し、
老いても
人生を楽しめるよう自分を育てる」意識を
持ち実践することが大切なことです。
(9)
いつも
「どうせこの世は正負の法則通り、
良い事も同じ数だけあるんだから」と
中道主義的心意気でいましょう。
(10)
中道主義とは
常に発想の転換を図って、
モノゴトを十、一、で考え
将来を不安ばかりで考えず、
平然といること。
(11)
楽観主義ばかりも困りますが、
何事も中道をゆけば、静かながら、
凄まじいパワーを生み出す
エネルギー源になることをお忘れなく!
いつも心は中道に!
(12)
人生は修行の場です、
辛く嫌なことの階段の連続、
楽しいことは踊り場のひと休みだけ、
それがわかっていても、
ついつい、
マイナス思考に陥り、
自分を暗いオーラで包んで
深みにはまる時があります。
(13)
マイナス思考になっている時は、
「これだけマイナスにこだわる
集中力が自分にはあるのなら、
このしつこい力を
プラス思考に変えたらどうだろう」とつぶやき、
全ての発想を
今まで考えていたことの真逆で考えて見る。
(14)
マイナス思考連鎖の頑固な集中力は
無意識でも強力で凄まじいものがあります。
そのパワーを発想の転換で
上手くプラス思考の方に
転換するクセがつけば、怖いものなしです!
(15)
結局は
嫌でも何でも
やらなきゃならないことは
やらなきゃならないんです。