カスの相手をしている時間なんて、もったいないでしょ。美輪明宏の言葉

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(1)

頭で考えてはなりません。

頭で考えたりすると、利害ばかりに走ります。

胸ばかりで考えると感情的になりやすく、

頭が冷えたときに後悔します。

では、どこで考えるかと申しますと、 腹です。

(2)

不平不満ばかり言ってる人を

誰も助けたいと思わない。

まっすぐで素直な人は、

神様も力を貸してあげたくなる。

(3)

人からしてほしい優しさを、

あなた自身が実行してごらんなさい。

優しさはこだまのように、

あなたのところに返ってきます。

場合によってはブーメランのように、

思いがけない方向から戻ってくるかもしれません。

(4)

20代もあと少し、転職するなら急がなきゃ!

30歳までには結婚したい。

40過ぎたらもうオバサン……。

私はそういう既成概念や一般常識、

“ネバナラヌ”という発想が大嫌い。

何歳であろうと、

そのときのあなたがしたいことをすればよい。

(5)

「何かしてあげたい」。

本当にそう思うなら、何もしない、

邪魔をしないことが

いちばんいいという場合もあるのです。

(6)

カスの相手をしている時間なんて、

もったいないでしょ。

「そんな人たちは、

私の人生になんの傷も与えられない」と

思える強さを身につけることが大切です。

(7)

とにかく行動あるのみ。

この方法がダメならこっちとか、

生きる方法を考えること。

そうしていくうちに、自然と手札が増えていく。

結局、人生はすべて経験、慣れなのです。

(8)

お金は、“目に見えないもの”に使いましょう。

洋服やアクセサリーなど、形あるものは、

すぐに流行おくれになり、

その価値を失ってしまいます。

ところが技術や教養、経験や知識は、

目には見えませんが、

あなた自身を豊かにしてくれます。

(9)

年齢なんて、単なる数字です。

それ以上でも以下でもありません。

気にする必要はありません。

まして、年齢によってしたいことをガマンするなんて、

全くもってナンセンスです。

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(10)

なんでもそうだけど、

物事は、飛び込むまでがいちばん大変。

でも、飛び込んだら、

後はなるようになるもの。

まずは行動ありきですよ。

(11)

辛い、苦しい、哀しい、痛い…。

人間が一番大変な時、

何の役にも立たないのは、

大騒ぎするだけの、マイナスの感情。

役に立つのは強く、

楽しく、明るく…そっちへ切り替える理性。

冷静に理性で、

「次にどうするか」の方法だけを考えることです。

(12)

世の中の人は、

あなたのことをそんなに注目してはいません。

(13)

どこに住んだにしても、

イヤな人なんて山といるわよ。

極楽じゃあるまいし、

極楽に住んでいるようなわけにはいきませんよ。

あなたの住んでいるのは地球なの。

イヤな人がいて当然なのよ。

(14)

生きる上で一番余計なモノ。

それは悩むこと。

「悩むより考えろ」といつも言っているんです。

なのにみなさん、考えないで悩んだまま。

何かが起きたのなら、なぜそうなったのか。

そうならないためには、どうすれば良かったのか。

自分なりに分析して

同じことを繰り返さないための参考資料にすればいい。

(15)

あなたと彼が長続きするかどうかを、

判断する基準があります。

それは彼から、

セックスとお金を引き算してみること。

セックスしなくても、

彼にお金なんかなくても、

それでも彼が魅力的で、

一緒にいたいと思える人ならば、

長い間良い関係が保てるでしょう。

(16)

やりたい仕事につけたから、

あとは平和で

幸せな日々が続くなんて思ったら大間違い。

それはどんな仕事でも一緒です。

何かをひとつ得て喜んだら、

それに匹敵する苦しみや悲しみがあります。

(17)

開き直ればいいの。

あるがままでいいわってね。

よく見せたところで、たかが知れてる。

この人たちによく思われなくたって、

べつに死ぬわけじゃないんだからと思えばいいの。

(18)

“働かざるもの食うべからず”なんですよ。

「なんにもない私だけど、素敵な人はいないかな」なんて、

誰がいるかっていうの。

高望みも面食いも結構だけど、

幸せは努力をしてる人にだけ与えられるもの。

美輪明宏(みわ あきひろ、1935年〈昭和10年〉5月15日 – )、日本の男性歌手。また俳優・演出家・タレント・声優・コメンテーター・ナレーター。1952年、シャンソン喫茶「銀巴里」と歌手として専属契約を交わし、国籍・年齢・性別不詳として売り出す。次第に人気を博し、1957年、シャンソン「メケ・メケ」を日本語でカバーし、艶麗な容貌で、シャンソンを歌い上げ、一躍人気を博す。元禄時代の小姓衣装を洋装に取り入れ、レース地のワイシャツ等を身に纏いユニセックスファッションと、三島由紀夫が「天上界の美」と絶賛した美貌で、マス・メディアから「神武以来の美少年」、「シスターボーイ」と評され一世を風靡する。



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