この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。だが… 小説家 村上龍の言葉

スポンサーリンク

(1)

自立心だ。

自分自身を頼りにする気持ちだ。

自分以外の物事に

必要以上に影響されないことだ。

(2)

自分を許せない時期は辛いが、

その果てにしか素敵な笑顔はないのだ。

(3)

自分の限界を知るのは

大変で、大切だ。

限界までいったことのない奴が、

自分にはもっと

可能性があったはずだと悔やんで、

他人に依存するようになる。

(4)

人生はテニスのシングルスゲームと同じで、

誰かが誰かを幸福にすることなどできない。

他人にしてやれることなど何もない。

他人を支配するのも無理だし、

支配されることもできない。

もし何か他人に対して

できることがあるとすれば、

キラキラしている自分を見せてやることだけだ。

(5)

自分が全力で取り組める

一生の仕事を持っているかどうか。

人生はその一点にかかっている。

(6)

競争社会は、

能力を磨く社会であって、

他人を蹴落とす社会ではない。

(7)

愛想笑いは世界共通で、

ばれてしまうんです。

本当に心から笑うと、

笑い顔が普通の顔に戻るのに時間がかかる。

(8)

お金で買えない物は沢山あるが、

お金があれば回避できる

不幸が多いのも事実だ。

(9)

唯一の復讐の方法は、

彼らよりも楽しく生きることだと思う。

スポンサーリンク

(10)

この国には何でもある。

本当にいろいろなものがあります。

だが、

希望だけがない。

(11)

努力そのものに

喜びを見出せた人は、

それだけで成功者と呼べる。

(12)

生きてさえいれば、

またいつか、

空を飛ぶ夢を見られるかも知れない。

(13)

自分の欲しいものが

何か分かっていない奴は

その欲しいものを

手に入れることができない。

(14)

恥ずべきなのは、

相手の人格や気持ちを無視して

自分のことだけを考え、

喋る人間たちだ。

(15)

雨には優しさがあると思う。

燦々と降りそそぐ日差しは確かに爽快だが、

気分が沈んでいるときなど、

その明るさを敬遠したくなることがある。

村上龍(むらかみ りゅう、1952年〈昭和27年〉2月19日 – )、日本の小説家、映画監督、脚本家。武蔵野美術大学在学中の1976年、福生の米軍キャンプで麻薬とセックスに溺れる退廃的な若者たちを描いた『限りなく透明に近いブルー』で群像新人文学賞、及び芥川龍之介賞を受賞。代表作に、『コインロッカー・ベイビーズ』『愛と幻想のファシズム』『69 sixty nine 』『トパーズ』『五分後の世界』『半島を出よ』などがある。



著:村上 龍
¥390 (2024/09/28 14:25時点 | Amazon調べ)
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存