貧乏ならいいのよ。貧乏は恥ずかしいことじゃない。でもね、貧乏臭いのはいやァね。永六輔が残した言葉

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(1)

人間、ヒマになると

悪口を言うようになります。

悪口を言わない程度の忙しさは大事です。

(2)

生きているということは、

誰かに借りをつくること。

生きてゆくということは、

その借りを返してゆくこと。

(3)

人間、今が一番若いんだよ。

明日より今日の方が若いんだから。

いつだって、

その人にとって今が一番若いんだよ。

(4)

叱ってくれる人がいなくなったら、

探してでも見つけなさい。

(5)

人間は愛しているか、

愛されているか、

どっちかでないと辛いね。

(6)

幸福を願うなら、

その幸福を小さくするのがコツだぞ。

(7)

人には、誰にでも、

その人の都合ってものがあるんだ。

その都合を考えてやることを

優しさっていうんだと思うよ。

(8)

喧嘩は売られたら買えばいいんで、

売られていないのに

買おうとしちゃいけません。

(9)

見守る。

この言葉は大切です。

見ているだけで

守れることってあるから。

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(10)

どうしようかなって迷うじゃない。

迷ったら、やったほうがいいよ。

やらない後悔より、

やった後悔のほうがいいもの。

(11)

いいかい、

仕事は金脈より、人脈だぞ。

人脈の中から金脈を探せ、

金脈の中から人脈を探すなよ。

(12)

社員教育に時間と金がかかるのは、

学校教育が役に立たないということです。

(13)

女は人間じゃありません。

人間は男が人間、

女は大自然だと思った方が理解出来ます。

そう思いませんか。

女は大自然です。

われわれ人間は、大自然には勝てません。

(14)

人様の前で

「人の世話にはならない」

という人がいますが、

自分で墓の穴を掘るんでしょうか。

(15)

貧乏ならいいのよ。

貧乏は恥ずかしいことじゃない。

でもね、貧乏臭いのはいやァね。

永六輔(えい ろくすけ、本名:永 孝雄(えい たかお)、1933年(昭和8年)4月10日 – 2016年(平成28年)7月7日)、日本の放送作家、作詞家。テレビやラジオなどを中心に活躍。軽妙な語り口と歯に衣着せぬトークで人気を集めた。1961年7月に坂本九により初演され、その後世界中でヒットしたポップソング『上を向いて歩こう』の作詞者として知られる。また短く簡単な言葉で物事の本質を突く、短文の名人としても知られ、著作も多い。『大往生』は200万部を超える大ベストセラーとなった。“旅の坊主”、“ラジオ屋”、“テレビ乞食”、“遊芸渡世人”、“男のおばあさん”などを自称。晩年の所属事務所は「オフィス六丁目」だった。角刈り頭と細長い顔がトレードマーク。



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