愛とは純粋な善意の現れ。愛のあるところに人が集まる。小説家 宇野千代の言葉

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(1)

夢中で生きることが、

生きていく目的。

(2)

幸福のかけらは幾つでもある。

ただ、それを見つけだすことが

上手な人と、

下手な人とがある。

(3)

忘れること、

それが最上の治療法であり、

恋人との愛をつなぐ

エチケットです。

(4)

欠点は

かくすものではない。

利用するもの。

(5)

うまくいっている夫婦というのは、

お互い言いたいことを

言っているように見えても、

言うべきことと、

言ってはいけないことを

ちゃんとわきまえている。

(6)

追いかけてはいけない。

追いかけないのが

恋愛の武士道である。

(7)

失恋って、当の本人は

苦しい苦しいと言っているけれど、

本当は終わった恋を

いつまでも思い出して

楽しんでいるようなところがあると思う。

本当に苦しいなら、

一秒でも早く

忘れる努力をするはずだから。

(8)

一歩を踏み出した人間には、

すでに過去は消え

目の前には、

洋々たる道がひらけて

くるのです。

(9)

挫折はあなたを、

たくましくする。

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(10)

最も身近な人を

幸せにすることは、

最も難しいことであり、

それ故に、

最も価値のあること。

(11)

幸福は幸福を呼ぶ。

(12)

幸福は

自分の心にも反射するが、

また、

多くの人々の心にも反射する。

(13)

私が一番嫌いなのは、

そうたいして不幸でもないのに、

自分をよっぽど不幸だと思わないと

安心出来ないような人である。

(14)

愛とは純粋な善意の現れである。

愛のあるところには人が集まる。

(15)

人間は、

心の存在が凡てである。

心が、体を動かす。

健康を生む。

心が幸福を生む。幸福を呼ぶ。

宇野千代(うの ちよ、1897年(明治30年)11月28日 – 1996年(平成8年)6月10日)、大正・昭和・平成にかけて活躍した日本の小説家、随筆家。多才で知られ、編集者、着物デザイナー、実業家の顔も持った。作家の尾崎士郎、梶井基次郎、画家の東郷青児、北原武夫など、多くの著名人との恋愛・結婚遍歴を持ち、その波乱に富んだ生涯はさまざまな作品の中で描かれている。



著:宇野千代
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