(1)
私が自分だけのために働いているときには、
自分だけしか私のために働かなかった。
しかし、
私が人のために働くようになってからは、
人も私のために働いてくれたのだ。
(2)
困難を予期するな。
決して起こらないかも知れぬことに心を悩ますな。
常に心に太陽を持て。
(3)
怠け者は
のろのろ歩いて貧乏神に追いつかれる。
(4)
勤労は
今もなお成功への道であって、
このほかに道はない。
(5)
仕事を追い立てよ。
仕事に追い立てられてはならない。
(6)
一つひとつの問題の本質を正しく掴め。
仕事を分割して適当に時間割りせよ。
(7)
自分が努力して名をあげる望みのない者は、
人が自分の位置まで落ちるのを喜ぶ。
(8)
賢い者は、他人の失敗に学ぶ。
愚かな者は、自分の失敗にも学ぼうとしない。
(9)
相手が不快なことを口走っても嫌がらずに、
むしろ積極的にそれを取り上げて、
少しでも相手の意見を尊重していることを示すのだ。
そうすれば相手もこちらの意見を尊重してくれる。
(10)
議論したり反駁したりしているうちには、
相手に勝つようなこともあるだろう。
しかし、それは空しい勝利だ。
相手の好意は絶対に勝ち得られないのだから。
(11)
時間の無駄は
人生最大の浪費であるに違いない。
失った時間は二度と返ってこないからだ。
(12)
知識に投資することは、
常に最大の利益をもたらす。
(13)
愚者の心は口にあるが、
賢者の口は心にある。
(14)
愛されたいなら、愛し、愛らしくあれ。
(15)
貧乏であることは恥ずかしいことではない。
貧乏を恥ずかしいと
思っていることが恥ずかしいことである。