心のもち方一つが、結局、人生の運命を決定する。中村天風の言葉

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(1)

 

勇気づける言葉、

喜びをわかちあう言葉、

聞いても何となく嬉しい言葉を言い合おう。

 

 

(2)

 

人が人の世のためを、

本位として生きる時、

その心の中に、

卑しい不平不満の火は燃えない。

 

 

(3)

 

終始一貫、

笑顔でとおすようにしてごらん。

不運な人、体の弱い人は、

ひとしお、笑いに努力するんだ。

笑うにつれて、

人生の幸福と幸運がどんどん開けてくるから。

 

 

(4)

 

習慣づけなさい。

習慣は第二の天性。

 

 

(5)

 

他人の喜ぶような言葉や行いを、

自分の人生の楽しみとする、

という尊い気分になって生きてごらん、

今日から。

 

 

(6)

 

生きていることを楽しもう。

そうすりゃ、治る病なら、

黙っていてもすぐ治る。

治らない病は、

どう思ったって治らないんだから、

そのときはしょうがねえじゃないか。

 

 

(7)

 

その一語一語、

その言葉のすべてが、

人生に直接的に影響する暗示となる。

 

 

(8)

 

人生がつまらないのって人は、

その考え方がつまらないんです。

いいですか、

幸福も健康も成功も、

ほかにあるんじゃないですぜ。

あなた方自身のなかにあるんだぜ。

 

 

(9)

 

まずは人間を創れ、

魂を磨け、

さすれば幸福は

向こうからやってくる。

 

 

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(10)

 

心のもち方一つが、

結局、人生の運命を決定するんだ。

 

 

(11)

 

人生あまり難しく考えなさんな。

暗かったら窓を開けろ、

光がさしてくる。

 

 

(12)

 

人としてこの世に生まれて

一番大切なことは、

人に好かれる人間になることだよ。

 

 

(13)

 

自分が知って知らずに関わらず、

蒔いたとおりに花が咲く。

 

 

(14)

 

人間の地獄をつくり、

極楽をつくるのも心。

心は我々に悲劇と喜劇を感じさせる

秘密の玉手箱である。

 

 

(15)

 

鉛は鉛、金は金。

鉛に金メッキして、

俺は金だというような顔をしなさんな。

 

中村天風(なかむら てんぷう、1876年7月30日 – 1968年12月1日)、日本の自己啓発講演家、思想家、ヨーガ行者。実業家、大日本帝国陸軍諜報員、玄洋社社員。孫文の友人であり、中華民国最高顧問の称号も持った。天風会を創始し心身統一法を広めた。本名は三郎(さぶろう)。

 



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