この世は素晴らしい。戦う価値がある。小説家 ヘミングウェイの言葉

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(1)

心の底からやりたいと思わないのなら

やらない方がいい。

(2)

わが人生は、

ほんの一行で要約できるだろう。

そう、

私は生きることを十分に楽しんだと。

(3)

今は「ないもの」について考えるときではない。

「今あるもの」で何ができるかを考えるときである。

(4)

人間の価値は、

絶望的な敗北に直面して、

いかにふるまうかにかかっている。

(5)

私は話を聞くのが好きである。

注意深く聞くことで、多くを学んだ。

だが、聞こうとしない者は多い。

(6)

善とは何か。

後味の良いことだ。

悪とは何か。

後味の悪いことだ。

(7)

この世は素晴らしい。

戦う価値がある。

(8)

釣れないときは、

魚が考える時間を

与えてくれたと思えばいい。

(9)

幸運であるに越したことはない。

でも堅実にいくほうがいい。

そうすれば

運が向いた時には準備ができているさ。

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(10)

いかに必要であったとしても、

いかに正当な理由があったとしても、

戦争が犯罪だということを忘れてはいけない。

(11)

愛していない人間と

旅に出てはいけない。

(12)

勇気とは、

窮しても品位を失わないことだ。

(13)

あちこち旅をしてまわっても、

自分自身から逃れられるものではない。

(14)

二人の人間が愛し合えば、

ハッピーエンドはあり得ない。

(15)

明日は明日の風が吹く。

アーネスト・ミラー・ヘミングウェイ(Ernest Miller Hemingway、1899年7月21日 – 1961年7月2日)、アメリカ合衆国出身の小説家・詩人。ヘミングウェイによって創作された独特で、シンプルな文体は、冒険的な生活や一般的なイメージとともに、20世紀の文学界と人々のライフスタイルに多大な影響を与えた。1954年にノーベル文学賞受賞。代表作は『日はまた昇る』、『武器よさらば』、『誰がために鐘は鳴る』『老人と海』など。これらは、アメリカ文学の古典として考えられている。



著:ヘミングウェイ, 翻訳:小川 高義
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