親を大切にする家庭は必ず栄えます。幸福への秘訣です。作家 三浦綾子が残した言葉

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(1)

 

人間はちょっと油断すると

すぐ怠け者になる。

毎日のなんでもないことでも、

怠けないようにすることが大事。

 

 

(2)

 

今日という日には、

誰もが素人。

 

 

(3)

 

今までふり返ってみて、

大きな不幸と思われることが、

実は大切な人生の曲がり角であったと、

思われてならない。

 

 

(4)

 

やれるかも知れない、と思った時、

自分でも気づかなかった力が

出てくるものなのだ。

初めから、できないと言えば、

出来ずに終わる。

 

 

(5)

 

言葉を交わすことによって

私たちは、勇気づけられ、慰められ、

喜びを与えられます。

と、同時に、人を傷つけ、

見下すという愚かな過失も犯します。

言葉は人間の運命をも変えるほど

大きなものです。

 

 

(6)

 

何十億の人に、

かけがえのない存在だと、

言ってもらわなくてもいいのだ。

それはたった一人からでいい。

 

 

(7)

 

夫婦関係でも、嫁姑の関係でも、

労使関係でも、友人関係でも、

相手は人間である。

この相手を知り、自分を知ることが、

人との関係を保つ基本ではないか。

 

 

(8)

 

先ずお互いのご両親を

大切にしてあげてください。

お互いの親を大切にするということは、

すなわちお互いの思いやりです。

親を大切にする家庭は必ず栄えます。

それは幸福への秘訣です。

 

 

(9)

 

夫婦っていうのは、

嵐吹くときが大事だ。

嵐吹く時も、

晴れの日と同じように

しっかり心が結ばれていなくてはならない。

 

 

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(10)

 

九つまで満ち足りていて、

十のうち一つだけしか不満がない時でさえ、

人間はまずその不満を真っ先に口からだし、

文句をいいつづけるものなのだ。

 

 

(11)

 

自分を顧みてつくづくそう思う。

なぜわたしたちは不満を後まわしにし、

感謝すべきことを先に言わないのだろう。

 

 

(12)

 

ちょっとした一言を言うか、言わぬかが、

その人、その家の幸、

不幸の岐れ路になることが案外多い。

一言の言葉は五秒とかからぬものだ。

お互い、言うべきときに言える素直さと、

謙遜さを与えられたいものである。

 

 

(13)

 

「ごめんなさいね」

なんと美しく、謙虚で、

素直な言葉だろう。

 

 

(14)

 

世界一のホームラン王は、

失敗もまた他の人より多かった。

失敗を恐れて何もしない人間こそ、

全生涯が失敗となる。

 

 

(15)

 

もしも、

私たちの命が明日終わるものだったら、

きょうという一日が

どんなに貴重かわからない。

 

三浦綾子(みうら あやこ、1922年4月25日 – 1999年10月12日)、日本の作家。北海道旭川市出身。結核の闘病中に洗礼を受けた後、創作に専念する。故郷である北海道旭川市に三浦綾子記念文学館がある。

 



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