(1)
今の仕事に打ち込めないような心構えでは
どこの職場に変わっても
決していい仕事はできない。
(2)
「それは私の責任です」
ということが言い切れてこそ、
責任者たりうる。
(3)
対立大いに結構。
正反対大いに結構。
これも一つの自然の理ではないか。
(4)
対立あればこその深みである。
妙味である。
だから、
排することに心を労するよりも、
これをいかに受け入れ、
これといかに調和するかに、
心を労したい。
(5)
昨日の考えは、
今日は一新されていなければならないし、
今日のやり方は、
明日にはもう一変していなければならない。
(6)
とにかく、
考えてみることである。
工夫してみることである。
そして、
やってみることである。
失敗すればやり直せばいい。
(7)
商売とは、
感動を与えることである。
(8)
無理に売るな。
客の好むものも売るな。
客のためになるものを売れ。
(9)
売る前のお世辞より
売った後の奉仕、
これこそ永久の客を作る。
(10)
いくら熱心でも
ムダなことやったらいけませんで。
それがムダかどうかは、
あなた自身で考えなさい。
(11)
失敗は
ただ叱れば良いというものではない。
失敗を自覚している時には
慰めも又必要です。
(12)
自分が利を得るために、
不必要に自分の膝を屈することは決してすまい。
なぜなら、
そうして得られた応援や協力は、
また目に見えないしがらみを生み、
道を暗くするからである。
(13)
叱るときには、
本気で叱らんと部下は
可哀想やで。
策でもって叱ってはあかんよ。
(14)
いつでも、
人間は偉大な存在であるという考えを
根底に持っておらんとね。
(15)
むずかしいことはできても、
平凡なことはできないというのは、
ほんとうの仕事をする姿ではない。