（１）
人間は、
崖っぷちに強い。
何でもそうだが、
悩む人というのは、
ちょっと余裕がある。
（２）
冷たく思われる事もあるが
“泣くは、甘え”と
私はよく言っている。
人間って、
本当に困った時には泣けないんです。
（３）
人を差別する人は、
自分も差別する。
（４）
距離感というものを
しっかりと持ちつつ、
ちゃんと面と向かって相対する。
かといって、
自分の中に入れすぎない事が大切。
（５）
時々、
人生が虚しくなる事はある。
私はこれを悪く思う必要はないと思う。
当たり前。
人生とはそもそも虚しいものなのです。
（６）
私たちの人生は限られている。
そして
そこには様々なドラマがあり、
経験と感動というものがある。
その中で生きるという事自体、虚しい。
（７）
虚しい事を、
払拭する為に私たちは努力し、
今日の充実を
はかっているんだという風に思うのです。
（８）
虚しいのはいけない、
辛いという視点ではなく、
そもそも
人生というものは虚しいものだからこそ、
様々な視点を持って、様々な人とも関わる。
そうすると人との出会いでも、
良い出会いや、または傷つけ合ってしまう事、
色々とあると思う。
それをも、人生の想い出、
名所なんだと思う事によって、
その虚しさは
クリアできるものだと、私は思います。
（９）
視点を広く持たないと。
近主眼的に
そこだけしか見えなくなると、
簡単に分かりそうなものに
躓いてしまったりする。
（10）
狭い視点が、
自分たちの悩みを作っているように思う。
（11）
人生は
あなたの自由意志で
何とでも変えられます。
（12）
“ありがとう”という
感謝の気持ちだけは
言ってあげてください。
（13）
負があれば、
正が来る。
（14）
あまり気持ちを
落とさないでくださいね。
（15）
生きていることが、
一番の奇跡です。
江原啓之（えはら ひろゆき、1964年12月22日 – ）、日本の男性作家、オペラ歌手（バリトン）。元神職。ワタナベエンターテインメント所属。