自分という存在が誰かを幸せにした、という喜びが生き甲斐となっていく。経営学者 田坂広志の言葉

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(1)

人間関係において、

あまり単純に

好き嫌いを決めてしまうことは危うい。

(2)

自己限定の意識が

心を支配した瞬間に、

本来持っている能力を

無残なほど発揮できなくなる。

(3)

自分は未熟な人間だが、

それでも、

世の中の為に何か

良きことを成してみたいという、

祈りのような思いがあれば

いいのではないでしょうか。

(4)

我々の心の中のエゴは、

それを抑圧しようとせず、

その存在を認め、

ただそれを見つめるだけで、

不思議なことに、

その衝動が静まっていく。

(5)

優れた仕事を成し遂げた方々は、

どなたも

「謙虚さ」と「信」を

持って歩まれた方々。

(6)

「自分の人生は、

大いなる何かに導かれている」と

信じて生きることによって、

素晴らしい人生を拓くことができる。

(7)

他人の視点や立場や気持ちになって

考えるということは、

本来自分自身も

その他人と同様の経験がなければ、

そうした想像力そのものを

働かせることはできない。

(8)

働くとは

「傍」を「楽」にするという意味。

従って

「自分の働きが誰かを楽にできる」

「自分の仕事が誰かを幸せにできる」

ということの喜びが

働き甲斐という言葉の意味なのです。

(9)

我々は百年にも満たない

「一瞬の人生」を駆け抜けていく。

その互いの

「一瞬の人生」が重なる場所、

それが職場。

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(10)

何が起こったか。

それが人生を分けるのではない。

起こったことを、

どう解釈するか?

それが人生を分ける。

(11)

生きる死ぬの原点を見つめ、

人は必ず死ぬということを

心に刻んで歩むならば、

逆境力は、必ず身につきます。

(12)

医師から

あと30日の命と宣告されるのと、

あと30年と宣告されるのと

何が違うのだろう。

宇宙の長い歴史から見れば、

二つとも全く変わらないもの。

(13)

自分の人生に、

何かの意味や価値があるのだろうか。

その思いを深く抱いています。

そうした我々にとって

「自分という存在が、誰かを幸せにした」

という喜びは、

人間の本源的な喜びであり、

我々の生き甲斐となっていく。

(14)

最後は自分に原因がある、

自分に責任があると受け止めることは、

魂が強くないとできないこと。

(15)

人生において生じる

様々な否定的な出来事を

「自分自身に与えられた課題」として

正面から受け入れる姿勢を身につけた時、

本当の意味での

「精神の強さ」を

身につけることができる。

田坂広志(たさか ひろし、1951年 – )、日本の技術者、経営学者(社会起業家論)。学位は工学博士(東京大学・1981年)。多摩大学名誉教授・大学院経営情報学研究科特任教授、グロービス経営大学院大学特別顧問・経営研究科特任教授、株式会社日本総合研究所フェロー、シンクタンク・ソフィアバンク代表、田坂塾塾長、社会起業家フォーラム代表、社会起業大学株式会社名誉学長。三菱金属株式会社原子力事業部での勤務を経て、株式会社日本総合研究所取締役、多摩大学経営情報学部教授、多摩大学大学院経営情報学研究科教授、内閣官房参与などを歴任した。


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