周りの人が幸せになるのが、私のエネルギーなんです。任天堂 岩田聡が残した言葉

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(1)

自分は、

他の人が喜んでくれるのが

うれしくて仕事をしている。

(2)

とにかく私は

まわりの人が

喜んでくれるのが好きなんです。

まわりの人が幸せそうになるのが

自分のエネルギーなんです。

(3)

私は、ずっと前から

自分が誰かと仕事をしたら

「次もあいつと仕事をしたい」

と言わせよう、

というのがモットーだったんです。

(4)

仕事が苦役だなんて

考えたことは一度もありません。

むしろどんなに苦労をしたって、

それが世の中で話題になって、

いろんな人が笑顔になっていくのを

この目でみられるのですから、

こんなに恵まれた

仕事はないと思っています。

(5)

わたしが見つけた

天才の定義があります。

人が嫌がるかもしれないことや、

人が疲れて続けられないような事を、

延々と続けられる人、

それが「天才」だと

わたしは思うんです。

(6)

自分が何に向いていて、

何をすれば

周囲に認めてもらえるかを

一生懸命探していれば、

必ず仕事のチャンスはくるし、

そういう人のところに

運も巡ってくるんじゃないでしょうか。

(7)

お客様に受けるまで、

とにかく

人間を観察し続けて、

試行錯誤を繰り返す。

(8)

わたしはいま、

任天堂がいまのこの環境なら

変わったほうがいいと

思うことはあるけれども、

現状否定からは入りたくないし、

入るべきだとも思っていません。

たくさんのことを

変えてもいるのですが、

否定したいから変えるのではありません。

(9)

不誠実なものについて

現状否定を

するのはいいと思うんですけど、

誠実にやってきたアウトプットに対して

現状否定をすることだけは

「なし」だと思うんです。

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(10)

世の中の

ありとあらゆる改革は

現状否定から入ってしまいがちですが、

そうすると

すごくアンハッピーになる人も

たくさんいると思うんです。

(11)

わたしはきっと

当事者になりたい人なんです。

あらゆることで

傍観者じゃなくて

当事者になりたいんです。

(12)

ときには踏み鳴らされた道を離れ、

新しい道に入ってみる。

そこで出会った偶然を活かせば

非連続的な変化を起こせる。

人と違うことをするのは

常にリスクを伴いますが、

不可能だと思ったことを

可能にできる自信がつけば、

みんなが新しい道に進もうとする。

(13)

なぜ我々はゲームをつくるのか。

関西風に言えば、

一人でも多くの人にウケたいからです。

人が喜んでくれるのが

たまらなくうれしい。

それが生きがいです。

(14)

私はね、

自分が子どものときに遊んで

面白かったゲームの最新作を、

親になったときに

安心して子どもに

やらせてもらえるような

ビジネスがしたいんですよ。

(15)

名刺上、

私は社長です。

頭の中ではゲーム開発者です。

でも、心はゲーマーです。

岩田聡(いわた さとる、1959年12月6日 – 2015年7月11日)、日本のゲームクリエイター、プログラマ、実業家。任天堂の元代表取締役社長で、ハル研究所代表取締役社長なども歴任した。


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