何事もゆとりをもって考えるべき。経営コンサルタント 堀紘一の言葉

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(1)

一流大学を出たというプライドだけが高くて、

人の話をまともに聞かないような人を

周りは認めませんよ。

それより素直に人の話を聞いて

一生懸命学ぼうとする人に力を貸したいと思う。

(2)

得意科目を徹底的に伸ばすということ。

極端にいえば苦手科目は捨てるくらいでいい。

得意な人と組んで、

その人に任せればいいからだ。

(3)

小説が好きなら、

ベストセラーもいいですが、

川端康成や三島由紀夫にも手をのばしてみる。

人の見方が深まり、知恵がつき、

仕事の成果にも反映されるはずです。

(4)

早く一流に近づきたいからといって、

いきなり一流社長のように

ふるまおうとする必要はありませんよ。

毎日の行動をちょっと変えるぐらいでも、

十分一流に近づけます。

(5)

自分が成功の喜びを知っていれば、

部下の成功も心から喜べる。

また、自分が失敗の悔しさを

噛み締めた経験があれば、

失敗して落ち込む

部下の気持ちを察することもできる。

(6)

笑顔だけで仕事が進むわけではない。

しかし、顧客との場の雰囲気を

和ませる笑顔というのは、

どんな仕事であれ、

その人の人間性を表わすという点で重要だろう。

(7)

一流の人物とどんどん接することも勧めたい。

たとえば著名人の講演を聴きに行く。

話しはメディアを通してお馴染みの内容であっても、

本人の声を直に聞くことで得るものは大きい。

もし一流の人たちと会食の機会があったら、

尻込みせずに行くべきだ。

(8)

テレビを観る時間があったら、

本を読めと言いたい。

(9)

世の中や周囲の他人と比較して、

自分は何が上手、得意なのかを理解する。

その場合、

大事なのは他人からの評価なので、

第一に他人から見て自分はどのような点が、

どう評価されているかを冷静に知ることだ。

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(10)

自分を追い込むな、

悩みを持ったら気分を変えてみてはどうか。

真面目で責任感が強いのはいいことだが、

何事もゆとりをもって考えるべきなのだ。

(11)

右肩上がりの幸福な時代は去った。

いまは悩みの多い時代である。

だが、考えてみて欲しい。

仕事で悩むのは、

そもそも当たり前のことなのだ。

何の悩みもない仕事、人生などない。

むしろ大事なのは、悩んだときに、

そこからどうやって

次の明るいステージへ

脱出、脱却するかである。

(12)

未来を正確に見通すことは不可能に近いが、

自分なりの感覚は持っていて欲しい。

少なくとも、

「世の中は移り変わるもの」という

前提で周囲を眺めることだ。

(13)

これまで仕事でたくさんの人を

見てきて感じるのは、

報われるかどうかは

最終的には「縁」だと。

(14)

「自分は他の人と比べて何が違うか、

どこが優れているか」を認識し、

それを徹底的に伸ばす努力をするしかない。

そう「人と違うことをやれ!」である。

(15)

新しい年が幕を開けた。

ひとつはっきりしていることがある。

残念ながら「待ち」では

ろくな年にはならないだろう。

「自ら動く」ことである。

堀紘一(ほり こういち、1945年4月11日 – )、日本の経営コンサルタント、馬主。ドリームインキュベータ(DI)元代表取締役会長。父親は駐イタリア日本大使、プロ野球パ・リーグ会長などを務めた堀新助。


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