平凡は妙手に勝る。棋士 大山康晴の言葉

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(1)

平凡は妙手に勝る。

(2)

一番の敵は

自分自身である。

(3)

迷いが生じたときは、

積極的な手を指す。

(4)

勝負において、

奇をてらうような手に、いい手はない。

いい手というのは本当は地味な手である。

(5)

魔は

自分の心に住むのである。

(6)

好調なときに

運が向いてくれば、

誰でも優勝はできる。

しかし、

一回優勝したからといって、

それがトップではない。

優勝を続けることが、

本当のトップということなのだ。

(7)

一時の栄光を求めるよりも、

長く続けることがたいせつだ。

(8)

考えねばならんのは、

うまくいき過ぎている時ですよ。

(9)

優勢は魔を含む。

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(10)

有利を感じたときが

最大の危機。

(11)

長所は

即欠点につながる。

(12)

良い手を

指そうとするよりは、

悪い手を指さないように自戒する。

(13)

人間というのは

弱い存在なので、

必ずミスしたり、

間違えたりするもの。

(14)

功名心を退けて、

平常心、不動心を持ち続けよ。

(15)

勝っても喜ばず、

負けても悔しがらず。

大山康晴(おおやま やすはる、1923年(大正12年)3月13日 – 1992年(平成4年)7月26日)、将棋棋士。十五世名人。棋士番号26。木見金治郎九段門下。主な記録としては、公式タイトル獲得80期(歴代2位)、一般棋戦優勝44回(歴代2位)、通算1433勝(歴代2位)等がある。永世名人・永世十段・永世王位・永世棋聖・永世王将の5つの永世称号を保持。順位戦A級に在籍しながら、1976年(昭和51年)12月から1989年(平成元年)5月まで日本将棋連盟会長を務めた。弟子には有吉道夫、中田功、行方尚史などがいる。1990年(平成2年)には将棋界から初めて文化功労者に選ばれた。正四位勲二等瑞宝章。岡山県倉敷市出身で、倉敷市および青森県上北郡おいらせ町の名誉市民・名誉町民。


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