(1)
愚者は教えたがり、
賢者は学びたがる。
(2)
優しい言葉で
説得できない人は、
キツイ言葉でも説得できない。
(3)
知識は
実践するまで価値がない。
(4)
ただ働け。
生きる意味も
幸福もその中にある。
(5)
くすぶるな、
燃えあがれ。
(6)
結婚生活で
一番大切なものは
忍耐である。
(7)
教養ある人間は、
他の人格を尊重し、
したがって、
常に寛大で柔和で
腰が低いものである。
(8)
共通の憎しみほど
人間を団結させるものはない。
(9)
無関心とは、
精神の麻痺であり、
死の先取りである。
(10)
マナーというものは、
ソースをテーブルクロスに
こぼさないことではなく、
誰か別の人が
こぼしたとしても気にもとめない、
というところにある。
(11)
千年後にも人間は
「ああ、人生はなんという
つまらないものだろう!」と
嘆きつづけるにちがいない。
そしてまた同時に、
今とまったく同じように死を恐れ、
死ぬことをいやがるにちがいない。
(12)
たとえ信仰は持っていなくとも、
祈るということは
なんとなく気の休まるものである。
(13)
人は自分が
信じるところのものに
なるのである。
(14)
ひょっとしたら
この宇宙はなにかの怪物の
歯の中にあるのかもしれない。
(15)
すでに生きてしまった
一つの人生が下書きで、
もう一つのほうが清書だったらねぇ。