大人になるにつれて、人は根拠のない自信を失う。茂木健一郎の言葉

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(1)

大人になるにつれて、

人は根拠のない自信を失う。

(2)

時には

「嫌い」という感情の背後に、

嫉妬が潜んでいる場合もある。

(3)

「嫌い」な相手が、

自分が

持たないものを持っているから、

疎ましくて仕方がない。

本当に避けているのは、

持つべきものを持たない

自分自身の姿なのだ。

(4)

集中して時を忘れる

「フロー」の状態では、

頑張っていることは

実は嬉しいこと、楽なことである。

(5)

学校の勉強ができることと、

イノベーションが起こせるかどうかは

また別の話だ。

イノベーションに必要なのは、

どちらかというと雑学。

(6)

大事なのは

いかに長時間勉強するかではなく、

いかに深く集中するか。

(7)

創造することは、

思い出すことに似ている。

(8)

何かを想起する際には、

側頭連合野の記憶が、

そのまま前頭葉に引き出される。

一方、

創造するということはすなわち、

記憶が編集され、

結びつきを変えて

活用されるということである。

(9)

信頼されるリーダーになるためには、

ユーモアを

武器として上手に使うべきです。

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(10)

自分の欠点をメタ認知し、

自虐ネタに変えることは、

ユーモアセンスを磨く

一番いい方法だと思います。

(11)

集中力は、

生まれつきの性格などではない。

(12)

集中に使われる回路は、

筋肉と同じで鍛えることができる。

最初はよろよろしていても、

瞬間的に

集中することを繰り返すことで、

集中力の高い脳を作ることができる。

(13)

日本の風土病の最も深刻な点は、

人間が作った奇妙な制度を、

そのまま受け入れて、

「そんなこと言ったってねえ、

チミ、現実はこうなんだよ」と言って

何かを説明した気になっている

愚鈍なやつらを大量に生み出すことだろう。

批判する学生側も、

案外そういう制度に囚われている。

(14)

風を受けて育つ木は強くなる。

そう信じて、

世間の風圧を楽しむくらいがいい。

(15)

みんな、

自分を受け入れると、

楽になるし、きっと生命も輝くぜ。

しょうがないよ、

そういう風に生まれてきたんだから。

茂木健一郎(もぎ けんいちろう、1962年〈昭和37年〉10月20日 – )、日本の脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所上級研究員。


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