愛情に満ちあふれた心には、悲しみもまた多い。小説家 ドストエフスキーの言葉

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(1)

よき時代は

天から降ってくるものではなくて、

わたしたちが

自分でつくり出すものです。

それはわたしたちの

心の中にあるものなのです。

(2)

愛情に満ちあふれた心には、

悲しみもまた多いものである。

(3)

人類の最も偉大な思考は、

意志をパンに変えるということである。

(4)

あらゆる堕落の中で

最も軽蔑すべきものは、

他人の首にぶらさがることだ。

(5)

皆のために

自発的に命を捨てること、

皆のために十字架にのぼり、

火刑の火の中に入ることは、

個性が最も強度に

発達したときに初めてできることである。

(6)

謙虚な愛は、

暴虐よりずっと

効果の多い怖ろしい力である。

(7)

苦しむこともまた

才能の一つである。

(8)

苦しみと悩みは、

偉大な自覚と深い

心情の持ち主にとって、

常に必然的なものである。

(9)

自分も生き、

他人をも生かすようにする。

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(10)

人間という奴はいつでも、

人に騙されるよりは

自分で自分に

嘘をつきたがるものなのだ。

そして、無論、

人の嘘より

自分の嘘の方を余計に信じるのだ。

(11)

絶望の中にも

焼け付くように強烈な快感があるものだ。

ことに自分の進退窮まった

惨めな境遇を痛切に意識するときなどは

なおさらである。

(12)

人間というものは時として、

何にそそのかされて

我を押し通すのか、

自分でも分からぬことがあるものだ。

(13)

太陽におなりなさい。

そうすれば、

誰もが

あなたを仰ぎ見ることでしょう。

(14)

人生で何よりも難しいのは、

嘘をつかずに生きることだ。

そして、

自分自身の嘘を信じないことだ。

(15)

どうか偶然なんてことを

あてにしないでください。

偶然のない人生というのも

あるのですから。

フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー(1821年11月11日〔ユリウス暦10月30日〕 – 1881年2月9日〔ユリウス暦1月28日〕)、ロシア帝国の小説家・思想家である。代表作は『罪と罰』『白痴』『悪霊』『カラマーゾフの兄弟』など。レフ・トルストイ、イワン・ツルゲーネフと並び、19世紀後半のロシア小説を代表する文豪である。ドストエフスキーの著作は、世界中で読まれ、アレクサンドル・ソルジェニーツィンやアントン・チェーホフ、フリードリヒ・ニーチェ、ジャン=ポール・サルトルなどの多くの作家に影響を与えた。ドストエフスキーの著書は170以上の言語に翻訳されている。その著作は、「現代の預言書」とも言われており、後に国家社会主義の基礎となった。


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