目下の者にどうふるまうかを見ることで、真の人格者であるかどうかがわかる。作家 サミュエル・スマイルズの言葉

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(1)

自分で自分を

抑えることのできない人間は、

どんなことであるにせよ、

たいしたことは出来ない。

(2)

ごく小さな穴から

日光を見ることができるように、

小さな事柄が

人の性格を浮き彫りにする。

(3)

どんな高尚な分野を

探求する時でも、

常識や注意力、

精一杯打ち込むことや忍耐といった

平凡な資質が一番重要である。

(4)

真の人格者であるかどうかを

計るものさしはたくさんある。

中でもまちがいのない方法は、

その人間が

目下の者にどうふるまうかを見ることだ。

(5)

真の礼節を知る人間は、

他人の意見にもよく耳を傾ける。

(6)

家庭は

一番最初の

しかも一番重要な品性の学校である。

(7)

楽観性を育て上げる教育は、

知識や素養をめいっぱい詰め込むより

はるかに重要な教育といえる。

(8)

自尊心とは、

人間がまとう最も尊い衣装であり、

何ものにもまして精神を奮い立たせる。

(9)

失った富は勤勉で、

忘れた知識は勉強で、

失った健康は

節制と薬で取り戻せるが、

失った時間は永遠に戻らない。

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(10)

模範は、

それが言葉なしで教えるにもかかわらず、

教育者のうちの

最も力強いものの一つである。

(11)

流れに逆らって泳ぐには

力と勇気が必要だ。

浮かぶだけなら死んだ魚でもできる。

(12)

「ノー」と

言うべき時に言えない人は

自分を不幸にする。

(13)

言葉をもって教えるよりは、

実行をもって示せ。

(14)

どんなに偉い人でも、

短所があるからこそ

人間味があるのではないか。

(15)

天は自らを助くる者を助く

サミュエル・スマイルズ(Samuel Smiles, 1812年12月23日 – 1904年4月16日)、英国の作家、医者。当初エディンバラで医者を開業したが、後に著述に専念するようになった。1859年にジョン・マレー社から出版した『Self-Help』は、1866年江戸幕府留学生取締役として英国に留学した中村正直が、1867年発行の増訂版を用い、1871年『西国立志編』の題で邦訳し、明治維新まもない日本で出版した。その思想は福沢諭吉『学問のすすめ』とならび、近代日本の進展に大きな影響を与えたと言われている。Self-Helpは日本国内では一般に『自助論』として知られる。Self-Help序文中の格言「天は自らを助くる者を助く」(Heaven helps those who help themselves. )は広く知られている。


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