人生が予定通りいくことなんてない。だからおもしろい。ピアニスト フジコ・ヘミングの言葉

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(1)

幸福な貧乏人もいれば、

不幸な金持ちもいる。

結局は自分が置かれた状態の中で、

幸せは作りだすことができる。

(2)

どんなに教養があって立派な人でも、

心に傷がない人には魅力がない。

他人の痛みというものがわからないから。

(3)

チャンスというものは、

掴み取るだけで成功とは限りません。

私はチャンスを失ってどん底を知り、

回り道をしたおかげで

人間的に成長できたように思います。

(4)

もっといい状態を得たいと

欲望だけをギラギラさせている人が多い。

いつも「どうもありがとう」と、

いま生かされていることへの

感謝の気持ちを持たないと。

(5)

人生は諦めたら終わり。

私は苦しみながらも希望を捨てませんでした。

人生をくよくよして渡らないことです。

(6)

辛いことがあっても私は負けなかった。

いつかはこの状況から

抜け出せる日が来ると信じていたから。

(7)

人生に無駄なことなんか、

ひとつもない。

(8)

目の前にある現実だけを見て、

幸福だとか不幸だとか判断してはいけない。

その時は不幸だと思っていたことが、

後で考えてみると、

より大きな幸福のために

必要だったということがよくあるの。

(9)

人生って短すぎます。

少し賢くなったと思ったら、

もう年取っているんだから。

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(10)

人生が、予定通り順調に

うまくいくことなんて絶対にないの。

ありえないことよ。

そうならないように頑張るでしょ。

だから人生がおもしろくなるんじゃない。

(11)

間違えたっていいじゃない。

機械じゃないんだから。

(12)

人間はなんのために

生きるのかって考えてみると、

苦難を乗り越えていくために

生きるのだと思う。

なにもしないで、

生きていこうなんて生き方はだめよ。

(13)

どんなに辛い悲しみも、

すべて時が忘れさせ、癒してくれる。

たくさん泣いて、

嫌な時が過ぎてゆくのを、

ただ待つしかない。

(14)

レパートリーが少ないと、よく言われるから、

もっといろんな曲をやればよかったなと、

ちょっと後悔することもある。

でも、欲張らなくても、

世の中には山ほど曲があって、

ピアニストも山ほどいる。

それぞれが得意な曲をやればいいじゃない。

(15)

楽しいことばっかりじゃなくて、

悲しいこともあったほうが、

天国に行ったときに

少しおセンチな気持ちにもなれていいじゃない。

笑ってばっかりだったら、きっと退屈よ。

フジコ・ヘミング(本名:ゲオルギー=ヘミング・イングリッド・フジコ(Georgii-Hemming Ingrid Fuzjko、1932年12月5日 – 2024年4月21日 )、日本とヨーロッパ・アメリカで活躍するピアニストである。父親はロシア系スウェーデン人画家・建築家のヨスタ・ゲオルギー・ヘミング(スウェーデン語版)(1986年死去)。母親は日本人ピアニストの大月投網子(1903年 – 1995年)。



アーティスト:フジコ・ヘミング, 作曲:リスト, 作曲:ショパン, 演奏:フジコ・ヘミング
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