(1)
平凡は妙手に勝る。
(2)
一番の敵は
自分自身である。
(3)
迷いが生じたときは、
積極的な手を指す。
(4)
勝負において、
奇をてらうような手に、いい手はない。
いい手というのは本当は地味な手である。
(5)
魔は
自分の心に住むのである。
(6)
好調なときに
運が向いてくれば、
誰でも優勝はできる。
しかし、
一回優勝したからといって、
それがトップではない。
優勝を続けることが、
本当のトップということなのだ。
(7)
一時の栄光を求めるよりも、
長く続けることがたいせつだ。
(8)
考えねばならんのは、
うまくいき過ぎている時ですよ。
(9)
優勢は魔を含む。
(10)
有利を感じたときが
最大の危機。
(11)
長所は
即欠点につながる。
(12)
良い手を
指そうとするよりは、
悪い手を指さないように自戒する。
(13)
人間というのは
弱い存在なので、
必ずミスしたり、
間違えたりするもの。
(14)
功名心を退けて、
平常心、不動心を持ち続けよ。
(15)
勝っても喜ばず、
負けても悔しがらず。